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7時限目:アパート

【アパート】

 

アルバム「惑星のかけら」に収録されている。このアルバムの中では、僕は一番好きな曲です。なんか、タイトルが潔いですよね、大学生の頃を思い出す感じです。

 


君のアパートは 今はもうない
だけど僕は夢から 覚めちゃいない

 

この歌詞の始まり方は、初めて聞いたのは中学生くらいの頃だったけど、その頃からずっと印象に残っています。アパート、という言葉自体に、大人のイメージを抱きましたが、子ども心でそれを理解することはできず、ただ、あー何かが終わってしまったんだ、って何か物悲しくなりました。

 

失恋の歌なんでしょうか。一緒に住んでいたのか、それとも付き合っていた恋人が住んでいたのか分からないけど、とにかく2人の思い出のつまったアパート。何となく、木造建てで、築何十年とかいう古ぼけた、部屋は和室で、昭和チックなアパートがイメージされます。

 

アパートが取り壊されて、今はもうない、というよりは、その住人であった、「君」が居なくなった、ということを表しているのだと思います。今は、全然別の人が住んでいるのかもしれないけど、「一人きりさ 窓の外は朝だよ」というフレーズから、同棲していたけれど、女性の方だけ居なくなった、という方が何となくしっくりきました。

 


この詞には、他にも、ある不吉な解釈がなされている。それは、男性は女性を部屋に監禁していた、というもの。

 

小さな箱に君を閉じ込めていた…素直に読めば、部屋に閉じ込めていた、ということ?押し入れに閉じ込めていたとかいう解釈もどこかで見ました。

壊れた季節の中で…このフレーズは繰り返し出てきて、何となく不吉なイメージ。

恋をしてたのは 僕の方だよ…一方的な思いだった、ということ。

 

などなど、いくらでも深読みをしてしまいます。この解釈ならば、じゃあ、君のアパートは今はもうない、ってのは何を表すのでしょうか…。