スピッツ大学

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29時限目:オーバードライブ

【オーバードライブ】

 

アルバム『惑星のかけら』に収録の曲です。…こうやって一曲一曲書いていくと、『惑星のかけら』に入ってる曲が、一番印象に残っていないかもしれません、すみません。(ちなみに、『惑星のかけら』の読み方は、”ホシ”のかけらです)

 

『惑星のかけら』の曲は、ロックではあるんだけど、全体的に歪んだ感じのサウンドが特徴です。こういうのを、グランジって言うそうです。音が歪んでいるというか、わざとちょっと汚い感じにしているというか、なんかそういう感じです。

 

それでも、やっぱり草野さんのきれいなボーカルが乗っかると、やっぱりスピッツなんだなって感じがします。

 


曲の感想・解釈です。

 

今回の曲【オーバードライブ】も、やはり先述の通り、ロックではあるんだけど、ワイルドな感じを出すために、ギターの音などが歪んだサウンドが印象的です。

 

謎なのは、間奏部分です。ロックな曲調が続く中、間奏でいきなり陽気なカーニバル調(?)というか、サンバみたいなメロディーが唐突に始まって、何じゃこりゃ?ってなります。そんで、間奏が終わって、また何食わぬ顔で、本来の曲調に戻るわけです。不思議です、何を意図していることなのでしょうか。

 


歌詞に関してですが、何かこの歌詞も、イヤーンな雰囲気が漂っています。

 


こっちへおいでよ かかっておいでよ
美人じゃないけど 君に決めたのさ

 

っていう出だしの歌詞がもう…個人的な印象では、ここと全体的な歌詞を読んだ感じで、援助交際での女子高生とのやり取りとか、風俗嬢やデリヘル嬢とのやり取りが浮かんできます。

 

”君に決めた”というところから、好みの女性を選んだ、ということが読み取れてます。”美人じゃないけど”というところも、またリアルですね。女性を選ぶ基準は様々でしょうし、人それぞれでしょうし。ベッドの上か、あるいは、席に座って、その女性に対して、「もっと近う寄れ」と促している光景が浮かんできます。

 


あとは、その解釈に沿って読んでいけば、また色々読み取れます。

 

”闇のルールで消される前に”…法に触れることなのか、もしくは、法律には反してはいないけど、世間的にはあまり印象は良くないことをしているのか。

”世界中に響くような獣の声で”…行為の最中にあげる声のことでしょうか。

”だいだい色の太陽”…もしかすると、女性器?

 


ちなみに、タイトルの【オーバードライブ】の意味ですが、これは色んな意味があります。(英語では、Over Driveと書きます。僕としては、JUDY AND MARYの曲名としてのイメージが強すぎます)

 

まず、もともとの意味が、人や機械など、物を酷使すること、だそうです。この歌を、上記のようにSEXの解釈につなげるとするならば、このタイトルの意味としては、人を(体を)酷使する、という意味につなげられそうです。

 

あと、オーバードライブという、エフェクターがあります。エフェクターに関しては、あまり詳しくありませんが、要は電子楽器(エレキギターとか、キーボートやベース)に繋げて、音を歪ませる働きをするエフェクターです。

 

冒頭らへんに書いたように、この曲が収録されているアルバム自体が、全体的に歪んだサウンドを特徴としているので、それを表しているとも、考えられなくもないです。ただ、歌詞に関しては、あまりエフェクターとの関連性は感じられませんでの、響きで付けたか、前者の「酷使する」という意味とのダブルミーニング的に付けたタイトルか、そんなところだと考えています。