スピッツ大学

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52時限目:心の底から

【心の底から】

 

■シングル『裸のままで』にカップリング収録されている曲で、スペシャルアルバム『花鳥風月』に収録された曲です。

 

個人的ランキング、全195曲中93位です。意外と上だったのね、あんまり印象が無かったけど、他にもこれより上位になりそうな曲もありましたが、そういうのを意識しながらソートしたわけではないので、あーそうなんだ、俺結構この曲気に入ってたんだって感じです。まぁ確かに、『花鳥風月』に収録されている曲(大半はカップリング曲)は、名曲がそろっているのでね。

 


■もうどこまでも、陽気で楽しそうな曲です。歌詞を読んだ限りでも、真っ直ぐで前向きというか、元気というか、そういうフレーズで溢れています。ウィキペディアによると、そういう部分を指してか、「歌詞がクサすぎて恥ずかしかった」とメンバーは語ったそうです。

 

確かに、スピッツの歌詞にしては、真っ直ぐで素直すぎるんですよね。本来のスピッツの曲は、草野さんの作る曲は、言葉を少しぼかして、分かりにくくなっているのがデフォルトみたいになっていたので。素直に歌うことに慣れていなかったのかもしれません。

 


■まず特徴的なのは、イントロ・間奏・アウトロに入っている口笛です。僕は、この口笛の物まね、案外うまかったりします、聴かせられないのが残念ですが、笑。とにかく、この口笛によって、余計にこの曲が楽しそうな雰囲気を獲得しています。

 

あとは随所に聴こえる、サックス(?)の音も特徴的です。この時期のスピッツの曲には、こういうホーン系の楽器の音がよく使われているのも魅力のひとつです。この曲がカップリング収録されている【裸のままで】も、かなり派手にホーン系の楽器の音が聴こえてきます。

 

ホーンの音で、何となくジャズっぽいという印象を受けますが、まぁ、何を持ってジャズと言うのか、詳しくはないのだけれど、ジャズっぽいとイメージしたと、そういうことにしといておくんなまし。

 


■歌詞に関しては、まぁ読んだ通りですね、読んだ通りに感じたことが正しいのではないでしょうか。

 

とりあえず、サビを読むと、

 


心の底から愛してる 今でも奇跡を信じてる
天使のパワーで 悪魔のパワーで
取り戻せ ありふれたストーリー

 

というフレーズがあるので、”愛してる”というフレーズから、ひとまず、恋愛が成就するように頑張っている姿が思い浮かんできます。

 

”取り戻せ ありふれたストーリー”ってのはなんでしょうか、失恋したけど元気に頑張っていこう、という風にも捉えられるし、”奇跡を信じてる”というフレーズも見逃せませんね、もしかしたら、まだ恋愛をあきらめずに追いかけていくということなのかもしれません。

 


ただ、全体的に読んで、例えこの歌が恋愛に関係しているとしても、別に恋愛に絡めなくても、元気に頑張っていこうとする姿(僕は女の子が何となく思い浮かびましたが)がイメージできます。

 


いつもより無邪気に 腕ふり 風を切り
ひと握りくらいの 疲れをバネにして
すすめ!まだまだ 明日をあきらめないで
きっと どこかで 窓を開けて待ってる

 

という部分とかね。ここの部分は、別に恋愛を絡めずとも、色んなことを読み取れます。

 


■よく分からないのが、

 


銀河のシャワーを バベルのタワーで
吸い込め 涙のグローリー

 

という部分です。バベルのタワー(バベルの塔旧約聖書によると、「人類が神に挑んで建造した塔」)の意味を調べたとて、何も繋がってきません。まあ、草野さんは、とがったものには性的なイメージを含ませるので、ひょっとしたら、バベルのタワーで、”アレ”を表しているのかもしれません。そしたら、銀河のシャワーは…っていう風に、どんどん、あっち系に解釈を進めてしまいますが…。

 


まぁ、よく分からないですが、元気に頑張っていこうよ、という、そういう歌なのかな、それでいいのかなって思います。