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81時限目:センチメンタル

【センチメンタル】

 

■アルバム『フェイクファー』に収録されている曲です。個人的ランキング、195曲中146位でした。今回聴き直してみて、あ、そういえばこんな曲もあったっけなって、なんかぼんやりとしか覚えてなかったです、すみません。

 

曲の感じは、ギターのリフがクセになる、野性的でロックな一曲には違いないんだけれど、間奏で(他の所でも鳴っているか?)荒々しいギターのソロに混じって、民族楽器か何かの、手でたたく太鼓の音が聴こえてきて、なんか不思議な印象を受けます。

 


■タイトル【センチメンタル】は、英語で”sentimental”と書き、その意味は、感傷的な、涙もろい、お涙ちょうだいの、などがあります。曲の感じからは、あんまりそういう感じは浮かんできませんが…。

 

これまた、草野さんワールド全開といいますか、幻想的?官能的?、とにかく不思議な歌だと思います。

 


僕がこの歌からイメージしたのは、”片思い”、”初恋”、初体験”などでした。それらを通じて、子どもが大人になっていく、そんな印象を受けました。

 


切ない気持ち 抱えて笑い出したのは
おとぎの国も 桃色に染まる頃

 

まず、出だしの歌詞がこんな感じですが、”おとぎの国”という言葉からは、小さな子どもをイメージしますが、それが”桃色に染まる”んですからね…桃色という言葉からは、エロティックな印象を連想せざるを得ません。ピンク映画とか、桃尻とかね…いらやしい雰囲気を出そうとする時の照明も、いつだって何故かピンク色ですしね。

 

子どもしか立ち入ることが許されていない国に、少しずつ、大人の雰囲気がなだれ込んでくる…つまりは、子どもの世界が、大人の世界へと変わっていく、大人の色に染まっていくような、そんなイメージです。

 



震えていたよ まだセンチメンタル・デイ
裸の夢が 目覚めを邪魔する 今日もまた

 

こういう歌詞からも、色々と想像が膨らんできますが、例えば、特に男性ならば分かると思いますが、初めて大人の裸を、アダルトビデオやエロ本、または実際に見た時のことかなって思ったりしました。

 

今じゃもう、インターネットのつながったパソコンや、手元にあるスマホや携帯電話で、観たい時に好きなだけ、そういう動画や画像は観れたりします。しかし、僕が子どもの頃なんかは、そういうのは、本当に一大イベントだったわけです。

 

公園や神社(なぜか、笑)などで拾ったエロ本、父親の部屋に隠してあったエッチビデオ、こっそり夜中に見た少しエッチな番組、今では規制もありお目にかかれない、夜にやっていた女の裸が出てくるドラマ(失〇園とかね)や映画など…。そういうものを見ると決まって、夜に眠る時とか、ドキドキ、悶々として、中々寝付けない、ということもありました。オ〇二―を覚えるのも、ちょうどその時期です。ここのフレーズは、なんかそういうイメージが浮かびました。

 


■または、ひょっとすると、実際に性的な体験を、初めてしたのかもしれません。そして、その時の気持ちを歌っている、という解釈もできそうです。

 

先ほども紹介した、”おとぎの国も 桃色に染まる頃”というフレーズ。”おとぎの国”という言葉が、男性器、または、女性器の隠語になっているのだとしたら、それが”桃色に染まる”っていうと、紛れもなく、SEXが思い浮かびます。

 

あとは、”暗い地ベタを 優しく月が照らす”や”春の華”なども、何か隠された意味がありそうに思えてきます。

 


■とすると、【センチメンタル】というタイトルには、どんな意味が込められているのでしょうか。

 

具体的には、”センチメンタル・デイ”という言葉が出てきますが、歌詞の中には”春”という言葉も出てきますので、もしかしたら、”思春期”をあらわしているのかな、と思ったりしました。

 


性的なことはともかく、初めて人を好きになった時なんかのイメージとしても、この詩に当てはまるような気がします。まぁ、色んな解釈はできそうですが、とにかく、思春期に、少年(少女)から大人に変わる…壊れかけのRADIOじゃないですけど…そういうイメージを、この歌全体から感じ取りました。