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140時限目:春夏ロケット

【春夏ロケット】

 

■シングル『ホタル』にカップリング収録されている曲です。ちなみに、『ホタル』には【春夏ロケット】の他に、【ムーンライト】という曲もカップリング収録されています。アルバムとしては、スペシャルアルバム『色色衣』に収録されています。個人的ランキング、195曲中130位でした。

 

この曲は、まさにこの時期のスピッツの活動を表してる、激しいロックナンバーですよね。第2期(『Crispy!』~『フェイクファー』あたり)の楽曲が染み付いていた自分からしてみたら、当時は衝撃的でしたね。ギターの音は目いっぱい歪んでいて、ドラムも力任せにドカドカ鳴っていて、草野さんのボーカルもエフェクトが効いているせいか、余計に野性的に聴こえました。

 


■もう何度も書いてきたので、詳細は省きますが、この頃のスピッツに起こった出来事として、ベストアルバムを強行的に発売されるという、通称・マイアミショックがありました。

 


そもそも、何で”マイアミ”かと言うと、当時のスピッツは、アメリカに音探しの旅に出ていました。(その地で、ベストアルバムが発売になる、という話をメンバーが聞くことになるわけです。)

 

スピッツは、『インディゴ地平線』や『フェイクファー』という作品の音に納得がいかなくて、ずっと迷走していたそうなのです。具体的には、音がこもったような感じになって、迫力がない、と感じており、ライヴの盛り上がりのような、そんな迫力を、作品に閉じ込めたい、と考えていたそうです。

 

そんな時に、自分たちでプロデューサーやエンジニアを探すようになります。そこで白羽の矢が立ったのが、遥かアメリカの地の有名なエンジニア、トム・ロード=アルジという方でした。何でも、メンバーでCDを持ち寄って聴き比べていった結果、ピンときた曲たちに共通して、トム・ロード=アルジがエンジニアとして参加していたそうです。

 


そんな試みの中で生まれた曲が(”トム・マジック”という言葉が使われていました)、【春夏ロケット】や【船乗り】などだったのです。思えば、これらはアルバム『ハヤブサ』よりも先ですもんね。

 

【春夏ロケット】は、レコーディングもミックスも、アメリカで行われた曲だそうです。作詞作曲はもちろん、ある程度までは予め作られていたのでしょうけど、レコーディング・ミックスを行ったということで、純アメリカ産の曲、ということで、アメリカでの音作りの成果を閉じ込めた曲だと言えるかと思います。

 

この辺りの勢いが、アルバム『ハヤブサ』へと繋がっていくわけですね。第2期から第3期へと、スピッツが進化していく分岐点だったのでしょう。

 


■そんな、勢い溢れる【春夏ロケット】ですが、どんな曲なのか、考えてみたいと思います。

 

と、考えてみるんですが…やっぱり、この曲は、あっち系…いやいや、エッチ系…なんですかねぇ。直接的な表現は、あんまり見当たらないのですが、”ロケット”という表現が、やっぱり男性器を例えたものではないか、と思ってしまいます。安易かもしれませんが…。

 

端的に説明するならば、”春が何事もなく過ぎてった、夏も何事もなく過ぎてった。あぁ…悶々とする!オ〇ニーだ!”みたいな感じでしょうか、笑。

 



春 すっぱい思いが空に溶けてた
夏 赤い背中少し痛かった

 


最後のニトロで飛ばせ
狂った火花で飛ばせ飛ばせ

 

ここの部分のみを抜き出して、解釈してみただけです。あとの部分は、あんまりよく分かりません。

 

前者の、春と夏の描写は、何となく物寂しい雰囲気がうかがえますが、特に、春の”すっぱい思いが空に溶けてた”というフレーズから、想いを寄せている人に、自分の想いを伝えたけれど受け取ってもらえなかった、あるいは、そもそも伝えることができなかった、というイメージを受け取りました。そういうわけで、夏には、ひとりで過ごす羽目になってしまった、と。

 

で、後者の”最後のニトロで飛ばせ”につながるわけですね。僕は、ロケット(花火)と男性器をかけましたが、春に恋人を作って、夏にはイチャイチャするつもりだったのに叶わなかった→ひとりでロケット(花火)を飛ばしてしまえ=ひとり寂しくオ〇ニー、ということになりますね。

 


まぁ、別にエッチ方向につなげなくても、ただ夏を寂しく一人で過ごしていると…恋人とやるつもりだった花火を、もうやけっぱちになって、悔しいくて寂しい想い諸共、ひとりで空に向けて放っている、という感じでしょうかね。