スピッツ大学

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特講:2016年のスピッツ総復習

リアルタイムで、現在、2016年12月31日でございます。この記事を、12月31日に見る方は、そこまで居ないかもしれませんが。


ということで、今日の記事は、”2016年のスピッツ総復習”と題して、今年(2016年)のスピッツの活動を振り返ってみようかと思います。



■まず、スピッツは、2016年1月1日にいきなり、映像作品「THE GREAT JAMBOREE 2014 “FESTIVARENA”日本武道館」を発表しました。



作品のタイトル通り、スピッツが2014年に日本武道館で行ったライヴの模様を収録した作品です。


1月1日に発売された作品でしたが、僕がこの作品を手に入れたのは、確か3月頃だったと思いますが、色々なことがとりあえず一段落した時だったので、何ていうか、ご褒美的な感じで手に入れた記憶があります。まるで、新しいゲームソフトを買ってもらった少年のように、大事に持って帰ったのです。



もちろん僕は、このライヴを実際に見に行っていないので、この作品でライヴの模様を初めて見ました。本当に、素晴らしいの一言に尽きます。【フェイクファー】とか、自分の中でも特に好きな曲なんですけど、ライヴ映像で見たことがなかったので、本当に嬉しかったのです。


あとは、【プール】とか【夏の魔物】とか、あと、まさかの【晴れの日はプカプカプー】とかね、本当に印象に残る曲がたくさんありました。


(ちなみに、ここでの全曲研究セミナーの記事では、インディーズの曲などは紹介しないつもりでいるんですが、【晴れの日はプカプカプー】の記事は、この作品のおかげで書けそうですね、やったぜ!)


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■続いて、2016年4月27日に、41枚目のシングル『みなと』が発売になりました。ちなみに、カップリング曲は【ガラクタ】という曲です。


みなと

みなと


【みなと】を最初に聴いたのは、”NTT東日本のCM”にて、ちょっとだけ流れていた音源でした。僕は西日本に住んでいるのですが、このCMが解禁された当初は、まだあんまり西日本の方には情報が流れてきていませんでした。だから、正確には、最初はネットでCMの動画を見つけて聴いたのです。数秒の短い音源でしたが、それでも、「あぁ、これはいい曲だな!」って分かりましたよね。


そして、シングルが発売になり、フルで聴いても、やっぱり素晴らしかったですよね。近年のシングル曲では、個人的には一番良かったんじゃないかなって思います。



で、このシングルが発売になった頃、スピッツが珍しくミュージックステーションに出演しました。Mステに出演したのは、実に約3年ぶりのことだったのですが、僕も拝見しました。


そこでですね、色々と面白いことが起こるわけですよ。3つ話させてもらいますね。



①トークで、「好きな港の話」という、コアな話をタモリさんと繰り広げたあと、いよいよスピッツの演奏の番が回ってきます。


曲目は、もちろん『みなと』です。印象的なイントロで曲が始まり、そして、草野さんが歌い出します。緊張していたのか、ちょっと震えた声に聴こえました…。


しかし、あれ…何だかおかしい。そわそわして、歌うことを止めてしまう草野さん。何と、草野さんは、歌い出しを間違えてしまっていたのです!具体的に言うと、『みなと』のイントロは、8拍子を4回繰り返して、草野さんのボーカルが入るんですけど、Mステでは、8拍子を2回繰り返した後に歌い出してしまったのです。


やばい!と思って、顔を見合わせる草野さんとテツヤさん。照れ笑いをして、よくよく聴いてみると、「間違えちゃった」という言葉が少し聴こえます。貴重なワンシーンでした。



②歌い出しは間違えたもの、順調に演奏を進めるスピッツ…やがて間奏に差し掛かります。【みなと】には、間奏に印象的な口笛の演奏が入っているんですが、Mステでも、その口笛を聴くことができました。


間奏にさしかかり、画面がパンして、太った男性が画面に映ります。そうか、口笛の演奏はこの人がやるのか…おお、澄んだ口笛の音だなぁ…。



…って、誰やねん、この太っちょは!!?


もうそこからは、スピッツの演奏どころではありません。あの太っちょさんはどこに?どこにいるんだ!?…あー、映った!ってな感じで、もう太っちょさんにしか、目がいかなくなっちゃいました。本当に、インパクトのある太っちょさんでした。


(ちなみに、その太っちょさん…口笛を吹いていた男性の正体は、スカートというバンドのギターボーカルの澤部渡さんだということは、のちに調べて知りました。)



③あと、これはスピッツの演奏とは関係ないですが、Mステのこの回には、BABYMETALも出演していたんですが、BABYMETALのメンバーがしゃべっている時に、草野さんがそのメンバーの隣に座っていました。


その時の草野さんは、メンバーに自分の体が当たらないように配慮してか、体を斜めに(もう片隣のテツヤさんに体をあずけるように)座っていました。


アイドルに対する、草野さんの神対応ということで、これも話題になりましたね。ほほえましいというか、草野さんらしいというか。


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■そして、何と言っても、2016年7月27日に、15枚目のアルバム『醒めない』が発売になりました。


醒めない(初回限定盤)(DVD付)

醒めない(初回限定盤)(DVD付)


前作『小さな生き物』より、実におよそ3年ぶりということで、まぁ…スピッツルーティンではあるかな。やっぱり、シングルとか、DVDとかじゃなくて、アルバムって、特別な存在ですよね。


今回のアルバムは、本当に明るいアルバムという印象で、素直に聴けて楽しかったです。



別記事で書いたことをまた書きますが、自分にとってスピッツのアルバムは、何年か毎に自分の歩いていく道に、「ここまでとりあえずお疲れさん」的な、旗を立ててくれるものになりつつありますね。ゲームで言うと、”セーブポイント”を作ってくれる感じかな。とりあえず、どこかで息絶えても、ここまで戻ってくればいいや的な存在になっていると思っています。


次のアルバムまで、また3年(?)かな。また会う日まで。


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■あとは、アルバムの発売を受けて、全国ツアー「SPITZ JAMBOREE TOUR 2016 "醒めない"」が行われました。


僕はそれには行ってませんので、そのあたりの話はできませんが…いつか、映像作品になることを楽しみに待つこととします。



■と、これぐらいですかね、主な活動は。


今年で、スピッツは結成29周年を迎えました…ということは、来年は30周年ですよ、本当にすごいですよね。何かを続けていくということが、こんなに力を生み出すんだということには、今でも勇気をもらい続けています。


30周年は、スピッツにとって、どんな年になるんでしょうか。何か、記念に作品とか発表したりしないかなぁ。



来年は酉年ですね。ヒバリから始まって、ハヤブサになって、今後はどんな鳥に成長していくのでしょうか。今年も、楽しみですね!


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