スピッツ大学

ステイホームしながら通える大学です!

ほぼスピッツ縛りで「30-DAY SONG CHALLENGE」をやってみた! 前編

f:id:itukamitaniji:20200426224431p:plain

 

ツイッターを見ていましたら、著名なブロガーの方が、”30-DAY SONG CHALLENGE”なるものをやっているのを見つけました。

 

正式なルールなどは、よく分からないんですけど、おそらく30日という期間の中で、お題に合った曲を1日ずつ紹介していく…という企画なんですかね?元々は、英語でかかれたものが先にあったようなので、海外(アメリカ?)発祥の企画なんですかね?

 

まぁとにかく、色んなお題に沿って曲を30曲セレクトしようと、そういう企画でございます。で、そのお題というのが、冒頭の画像になります。

 

そして、ここはスピッツ大学…それならば、僕はスピッツに絞ってやってみようじゃないか!…と思ったのですが、何曲かはスピッツで選ぶことができないお題がありました。


ということで、今回の企画は…

 

ほぼスピッツ縛りで
30-DAY SONG CHALLENGEを
やってみた!

 

結構長くなりそうなので、とりあえずこの記事は、その前編です。

後編 → https://itukamitaniji.hatenablog.com/entry/2020/05/02/143851

 

では、さっそく参ります!

 


Day1 曲名に色の名前がついた好きな曲
【水色の街】 

水色の街

水色の街

  • provided courtesy of iTunes

 

スピッツには、”長い長い物語の一部を切り取った”ような曲ってたくさんあると思っています。【水色の街】に出てくる主人公たちは、どんな出会いがあったのか、2人でどのように過ごしてきたのか、(あるいは、どのように別れたのか)などの物語が、本当はあると思うんですが、この歌で語られているのは、主人公たちにとっては、ほんの一部に過ぎない。だからこそ、色んな物語を想像できる、そういう曲(のひとつ)だと思います。

 

youtu.be

 

 

Day2 曲名に数字が入っている好きな曲
【1987→】

1987→

1987→

  • provided courtesy of iTunes

 

スピッツの結成年は1987年なのですが、ずばりそれをタイトルに冠して作られた、30周年の節目ソングです。長く活動をしてきて、それなりのキャリアや地位を築いてきたはずのスピッツですが、それでも30周年で歌われている内容としては、”ヒーローを引き立てる役さ きっとザコキャラのままだろう”などという、一見すると謙虚すぎる言葉…しかし、これこそがまさにスピッツを形容するにふさわしい表現なんだと思います。

 

youtu.be

 

 

Day3 夏を思い出させる曲
【プール】

プール

プール

  • provided courtesy of iTunes

 

スピッツの夏曲と言えば、【渚】や【夏の魔物】などもあると思いますが、個人的に、【プール】を選ばせていただきました。この曲は、個人的には性的な方向へと解釈をしたんですけど…まぁ、それでも普段に聴く時には、そんなに気にして聴いてはいません。独特の浮遊感というか、そのまま消えていってしまいそうな白昼夢を見ている感じが怪しくて、それがクセになってしまう、そんな名曲です。

 

 

 

Day4 忘れたい人を思い出させる曲
【猫になりたい】

猫になりたい

猫になりたい

  • provided courtesy of iTunes

 

さすがにもう、”忘れたい”という感覚はないですけれど…まぁ思い出させる曲ではありますかね。

 

大学生の時にやっていたアルバイトの先輩たちとカラオケに行った時に、女性の先輩の一人が、いきなりスピッツの【猫になりたい】を入れて歌い始めたんです。僕が【猫になりたい】という曲を知っていることはもちろん、スピッツ好きだということすらも、まだ話したことなかった頃だったので、ただ単にその人が好きな歌を入れて歌ったんでしょうけど、これには驚きました。そしてそのまま、その人に恋に落ちてしまって、そこから長い長い物語が始まるわけですが…まぁその辺は割愛ということで。おじさんにも、そういう思い出があったわけです笑。

 

 

Day5 大音量で聴きたくなる曲
【放浪カモメはどこまでも】

放浪カモメはどこまでも

放浪カモメはどこまでも

  • provided courtesy of iTunes

 

大音量で聴きたい、スピッツのロックってのは、ほんとにたくさんあると思います。その中でも、一番”大音量で聴きたい”に合っている曲を考えた結果、【放浪カモメはどこまでも】を選びました。マイアミショックによって、再びロックバンドとして再始動をしたスピッツが、その鬱憤を晴らすように発表したのが、この曲でした。個人的には、大学の時なんかは、酔っぱらってグダグダな状態の時に、もう音程なんてろくに取れないくせに、暴れ回って歌ってましたね。

 

youtu.be

 

 

Day6 踊りたくなる曲
【エンドロールには早すぎる】

エンドロールには早すぎる

エンドロールには早すぎる

  • provided courtesy of iTunes

  

アルバム『小さな生き物』の撮り下ろしライヴDVDにて、【エンドロールは早すぎる】のライヴ映像では、ミラーボールが回っていたので、完全にそのイメージです。

 

 

Day7 ドライブで聴きたい曲
青い車

青い車

青い車

  • provided courtesy of iTunes

 

まぁ、小細工なしで、やっぱりスピッツの車ソングと言えば、【青い車】ですね。曲の解釈としては、正しい・正しくないは置いておくとして、スピッツの曲の中でも、共通の解釈が広まっている曲の一つとして有名だと思います。具体的に言えば、”心中自殺”という、何とも不吉な解釈なのですが…。それでも、ただ単に聴く時は、そういうのは気にせずに、ただ単に爽やかで疾走感のある曲として聴いています…先程”夏を思い出させる曲”を紹介しましたが、この【青い車】も、”君の青い車で 海へ行こう”という歌詞が、夏を思わせるかもしれません。

 

youtu.be

 

 

Day8 ドラッグかお酒について書かれている曲
【不死身のビーナス】

不死身のビーナス

不死身のビーナス

  • provided courtesy of iTunes

 

ドラッグ…と言えば、何か響きは良くないですが、お酒を思い浮かべると、”ビール”という言葉が出てくる曲が、スピッツでは2曲あるんです。そのうちの1曲である、【不死身のビーナス】を選びました。もう1曲は…分かりますか?この曲の記憶もかなり古いもので、僕が中学生の頃にはもう聴いてました。”最低の君を忘れない”という言葉が、子ども心に印象に残っていていました。当時は、あんまり意味は分からなかったですけど、今は少し分かる…のかなぁ。

 

 

Day9 幸せな気分になる曲
【夕陽が笑う、君も笑う】

夕陽が笑う、君も笑う

夕陽が笑う、君も笑う

  • provided courtesy of iTunes

 

スピッツの曲には、一見すると幸せそうに見えて、どこか寂しかったり、何か怪しかったりして、「し、信じていいのか?」ってなる曲があったりすると思うんです。その点、【夕陽が笑う、君も笑う】という曲は、何か手放しで信じてもいいんじゃないか、と思えるような、多幸感を感じる曲だと思います。

 

 

Day10 悲しい気分になる曲
【コスモス】

コスモス

コスモス

  • provided courtesy of iTunes

 

草野さんの書く詩のテーマとしては、古くから”セックスと死”というものがあります。そのテーマの一端である”死”については、それを匂わすような歌というものはたくさんあるのですが、この【コスモス】という歌に関しては…これは、スピッツの歌においては珍しいことなのかもしれませんが…明確に”君が生きてたなら”という歌詞が出てくるので、疑いようもない”死”があるのです。ちなみに、この歌はジャン・ポール・ベルモントという俳優が出た映画にインスパイヤされて作った歌であるそうですね。

 

 

Day11 決して飽きることのない曲

スピッツならば、全曲です。

 

 

Day12 プレティーン(9~12歳)の頃の曲
【チェリー】

チェリー

チェリー

  • provided courtesy of iTunes

 

 もう何度も話したエピソードなのですが、まさしく、僕がスピッツに出会ったきっかけの曲が、【チェリー】なのです。僕が小学生の時、帰りの会で”クラスの歌”を歌うというコーナーがあったんです。そこで歌う歌は、僕たちが自由に決めて良かったので、当時の流行の歌が並んだんですけど、ある時期の帰りの歌の1曲に、スピッツの【チェリー】が選ばれて、みんなで歌ってたんです。子ども心に、良い曲だなって思ったことを覚えています。歌詞は少し難しく、理解できない部分もあったんですけど、断片的に理解できるところを何となく繋ぎ合わせて、”卒業”や”恋愛”などの歌として聴いていました。

 

youtu.be

 

 

Day13 70年代の好きな曲(番外編)
【Daydream Believer / The Monkees

Daydream Believer

Daydream Believer

  • provided courtesy of iTunes

 

調べてみると、この曲は1967年に発表された曲だそうですね。まぁ、きっと70年代でも愛されていたと思いますし、”ほぼ70年代”の名曲ということにしておきましょう。これ、子どもの頃からずっと思っていたんですけど、男性が歌っているとは思えませんよね。明るい曲調や、MVの陽気な雰囲気に反して、何か切なくなるのは何ででしょう。

 

youtu.be

 

 

Day14 結婚式で流したい曲
【運命の人】

運命の人

運命の人

  • provided courtesy of iTunes

 

…まぁ、機会があれば。入場で流したいよね。

 

youtu.be

 

 

Day15 好きなカバー曲
【田舎の生活 / LOST IN TIME

田舎の生活

田舎の生活

  • provided courtesy of iTunes

※音源は、原曲バージョンです。 

 

基本的に、スピッツは唯一無二のバンドであるし、僕がスピッツを長く聴いてきたから、なおさらカバー曲には違和感を感じざるを得ないのですが、LOST IN TIMEの【田舎の生活】に関しては、原曲よりもカバー曲の方が好きになってしまった、例外中の例外の曲です。

 

原曲【田舎の生活】は、そんなアルバムの中でもさらに異質な曲であり、ほとんどバンドサウンドは聴こえてこず、アコギやマリンバやグロッケンの音が表立って聴こえてきます。

 

一方で、LOST IN TIMEカバーの【田舎の生活】は、原曲とは違って、アディショナルサウンドを排除して、ロックサウンドを前面に押し出したカバーになっています。それがね、またかっこよくて、どこか切ないんですよね。原曲からは、”死”の雰囲気が漂っていて、ただただ悲しい感じがするのですが、ロストカバーについては、何ていうか上京物語みたいな感じで、前向きな別れに聴こえてくるのです。