スピッツ大学

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ほぼスピッツ縛りで「30-DAY SONG CHALLENGE」をやってみた! 後編

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■今回の記事は…

 

ほぼスピッツ縛りで
30-DAY SONG CHALLENGEを
やってみた!

 

の、後編の記事になります。後編に関しては、ますますスピッツ縛りでやるのが難しくなってしまっており、”ほぼ”感がかなり増していますが、予めご了承ください。

前編 →  https://itukamitaniji.hatenablog.com/entry/2020/04/26/231203

 

では、さっそく参ります!

 

 

 

Day16 お気に入りの名曲

スピッツならば全曲です!

 


Day17 カラオケで誰かとデュエットしたくなる曲
【ヘチマの花】

ヘチマの花

ヘチマの花

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(僕が)デュエットしたい、というより、(草野さんが)デュエットしている曲を選ぼうと思った時、真っ先に思い浮かんだのが、この【ヘチマの花】という曲でした。熱心なスピッツファンでない限り、あんまり聴いたことのある人は少ないかもしれませんが、この曲では珍しく、草野さんと、寺本りえ子さんという方のデュエットが聴けます。草野さんのボーカルは唯一無二のものであるため、スピッツの曲には草野ボーカルのみで十分なのですが、だからこそ、こういう草野さん以外のボーカルが引き立っている曲は稀有だと思うんです。

 

 

Day18 生まれ年の曲(番外編)
1984 / andymori

1984

1984

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生まれた年(である1984年をタイトルにした)の曲です。発表されたのは、2010年であり、同年2月3日に発売になったアルバム『ファンファーレと熱狂』に収録されています。

 

話がそれますが、僕はandymoriに対して特別な思い出がありまして…あれは、andymoriのアルバム『革命』が発売になってすぐのことだったから、2011年のことですね。まさに、その発売してすぐの『革命』をウォークマンで聴きながら、仕事帰りにご飯を食べようと、独りで駅を歩いていたんです。

 

するとですね、何と…駅にandymoriのメンバーお三方が立ってるのを発見したのです!ちなみに、この時にはもう新メンバーになっていたので、小山田壮平さんと、藤原寛さんと岡山健二さんが居ました。どうやら、マネージャーの方が新幹線のチケットを買っているのを待っているらしく、普通に3人が立っていたんです。小山田さんは何故か、小さなギター(ウクレレ?)をポロンポロンと鳴らしながら待っていました。

 

しばらく遠くから眺めた後、思い切って近づいて行って、お三方に話しかけたのです。

 

「すみません、andymoriの方たちですよね!ファンです!ちょうど今『革命』を聴いていました(ウォークマンを指さしながら)。」

 

とこういう感じで話かけたんです。そしたら、ありがとう!って言っていただいて、お三方と握手をして、少しだけしゃべったんです。ちなみに、僕と壮平さんは同い年なので、「壮平さん!僕、壮平さんと同い年なんです!」と言うと、「おぉー、1984!」と言って、また握手してくれました。

 

いやぁ、すごい良い人たちでしたが、全然普通の人でしたね。当たり前ですけど、普通にロックスターも生きてるんだなってことを感じました。ちなみにその年は、夏フェスとワンマンで2回もandymoriのライヴを見ることができた、まさにandymoriイヤーになりました。

 

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Day19 人生について考えさせられる曲
【ハネモノ】

ハネモノ

ハネモノ

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直感で、【ハネモノ】を選ばせていただきました。数年前、インフルエンザに罹ってしまい、数日間仕事を休むことを余儀なくされたことがありました。その時に、何故かハマって聴いていたのが、【ハネモノ】でした。スピッツの曲は面白いもので、”特定の曲にハマる”ことってよくありますよね。この曲もそうでした。この曲は結構考えさせる曲だなって思ってます。

 


ささやいて ときめいて
街を渡る 羽のような
思い通りの生き物に変わる

 

命が果てて成仏していくところか、はたまた、生まれてきた個体に命が宿る瞬間などを思わせるような歌詞であると思います。”街を渡る 羽のような”という歌詞からは、映画「フォレストガンプ」を思い浮かべました。何となく、ひらひらと風に漂う羽のように、様々な状況に翻弄されながら生きている人の人生みたいなものを描写しているのかな、と思っています。

 

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Day20 自分にとってたくさんの意味がある曲
【僕はきっと旅に出る】

 

似たようなテーマがDay30に出てきますので、そこでまとめて語っています。

 

 

Day21 曲名に人の名前がついている好きな曲
【アカネ】

アカネ

アカネ

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まぁ正確には、人の名前になり得るようなタイトルがついている曲ですかね。アカネという名前ってきれいで好きなんです。漢字で書くと”茜”が一般的でしょうか、他にも”朱音”とか、平仮名で”あかね”も日本的な感じで好きです。何ていうか、やっぱり日本人なので、日本的な名前って好きなんです、スピッツの曲名だったら、”楓”とか”いろは”とか、”渚”や”若葉”なんかも良いですね。ああ、あと一つ忘れちゃいけないのが、”正宗”でしょうか、カタカナだと”マサムネ”ですね。カッコいい名前だと思います。

 

 

Day22 前向きになれる曲
【けもの道】

けもの道

けもの道

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もう考える余地もなく、【けもの道】を選びました。もう何度も、この曲には励まされて、力をもらってきました。


この話も何度かさせていただいているのですが、草野さんの書く詩のテーマや特徴として、どこかに「がんばらない精神」を感じることがあるんです。これは想像も含めますが、草野さん自身が、いわゆるみんなが歌っている流行りの応援歌みたいなものを、そこまで重要視していない、ということが背景にあると思っています。

 

それでも、草野さんが誰かの頑張りを応援していないはずはないし、窮地に立たされた時に、日本や世界を憂い、それでも頑張っていこうと思っていないはずも当然ありません。しかし、それをあからさまにではなく、ちょっと分かりにくい感じに置き換えて歌ってきたってのはあると思うんです。まぁ、それがスピッツ歌詞の魅力であると思うんですけど。

 

しかし、そういうことを思いながら、この【けもの道】という曲を聴くと驚くんです。この歌ではしっかりと、”あきめないで”とか”怖がらないで”などという言葉や、アウトロでは”フレーフレーフレー”という、エールが聴こえてくるからです。まさしく、この歌は”応援歌”なんです。この歌が収録されているアルバムが生まれた時代背景には、アメリ同時多発テロがあるとされていますが、こういう歌詞を使わないといけない理由があって、だからこそ生まれるべくして生まれた、紛れもない応援歌であると思っています。

 

 

Day23 全人類が聴くべきだと思う曲

そんな曲はありません!みんなが好きな曲を聴くべきです!

 

 

Day24 解散してほしくなかったバンドの曲(番外編)

 

JUDY AND MARY

ステキなうた

ステキなうた

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andymori

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カフカ

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NICO Touches the Walls

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Day25 早くに亡くなったアーティストの好きな曲(番外編)
【茜色の夕日 / フジファブリック志村正彦)】

茜色の夕日

茜色の夕日

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フジファブリックは、ほとんど聴いたことは無いんですけど、やっぱり色んなことを考えると、早くに亡くなったアーティストと聞いて真っ先に思う浮かべるのは、志村さんかなと思います。それだけ、衝撃的だったと思います。

 

しかし、フジファブリックというバンドのすごい所は、今でもまだバンドが続いているというところだと思います。ギターボーカルというと、いわゆるそのバンドの顔じゃないですか。それを失うということは、もはや、そのバンドがそのバンドのままで存続するこはできないということと、ほとんど同義だと思うんです。でも、それでも、バンドが続いているということは、志村さんのことを、メンバーが愛して、ファンが愛して、そしてその魂を残していくという強い意志を感じます。

 

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Day26 恋をしたくなる曲
【恋のはじまり】

恋のはじまり

恋のはじまり

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恋をしたくなる、というより、恋に落ちたということを表している表現の歌詞という目線で選んでみました。これに関しては、本当に秀逸なのがたくさんあって、【恋は夕暮れ】とか【ありふれた人生】とか【魔法のコトバ】などもあったのですが、選考の結果、【恋のはじまり】のここの部分を紹介します。

 


それは恋のはじまり そして闇の終り
花屋のぞいたりして
それは恋のはじまり おかしな生き物
明日は晴れるだろう

 

ここの”花屋のぞいたりして”という表現が好きなんです。普段は、花なんて興味ないだろうに、恋に落ちたことで何となく優しい気持ちになって、花屋に入っちゃうんでしょうね笑

 

 

Day27 胸が張り裂けるような気分になる曲
【夜を駆ける】

夜を駆ける

夜を駆ける

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胸が”張り裂ける”という感覚を、スピッツで感じたことはないですかね。なのでテーマとは違うんですけど、ライヴで聴いた曲で、胸がつまるような感覚になった曲としては、【夜を駆ける】があります。何か映画でも見ているような、美しくも悲しい、そういう想いに浸れる曲だと思います。

 

 

Day28 歌声が好きなアーティスト(番外編)

スピッツ草野マサムネ)はもちろんなので、それ以外で紹介してみると…

 

藍坊主(hozzy)

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NICO Touches the Walls(光村龍哉

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peridots(タカハシコウキ)

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秦基博

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Salyu

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Day29 子供の頃から覚えている曲
【フェイクファー】

フェイクファー

フェイクファー

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これに関してもたくさんあるんですけど、子供の頃から覚えていて、かつ、一番印象に残っている曲という感じで考えると、真っ先に【フェイクファー】という曲が思い浮かびました。

 

アルバムでいうと、『インディゴ地平線』『フェイクファー』『花鳥風月』の3作品は、僕が小学生~中学生の頃に、カセットテープに吹き込んで、兄から譲り受けたカセットウォークマンで、もう何回も何回も繰り返し聴いた作品たちなんですけど、その中でも特に、アルバム『フェイクファー』は特別な作品でした。

 

アルバムの収録曲には、割と温かい感じの曲も多く入っていて、別に暗いという雰囲気は感じないのですが、アルバムの最後に表題曲である【フェイクファー】という曲が入っていることに、子どもの頃は、特別な想い…というか、恐怖を感じていたんです。

 

楽曲【フェイクファー】には、”たとえ全てがウソであっても”、”分かち合う物は何もない”、”偽りの海”などという歌詞が出てきて、これまでの温かいアルバムの雰囲気が、全部”フェイク”=”偽物”でした、と、極端に考えるとそういう風に歌われているような気がして、何か怖かったんです。

 

それでも、何かこの曲の魅力というか魔力というか、そういうものに憑りつかれてしまって、子供ながら、この曲だけをずっと繰り返し聴いていた、ということがありました。何とも言えない、”余韻”に浸ることが好きだったんです。

 

 

Day30 自分自身をあらわす曲
【僕はきっと旅に出る】

僕はきっと旅に出る

僕はきっと旅に出る

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自分自身を表す…というよりは、自分の気持ちや状況に、驚くほどシンクロしたというか、寄り添ってくれた曲です。東日本大震災の時(僕は、直接の被害を受けた人間ではないけれど)、そして、コロナウィルスの影響による今回の自粛生活…それによって、普段の生活を追われることを余儀なくされた方々に優しく寄り添ってくれる曲だと思います。

 

何より個人的には、仕事を辞めて、次の仕事に就くために、孤独で、何か申し訳ない気持ちで生活を送っていた頃に、この曲を聴いて頑張っていました。

 

タイトルからも分かるように、今すぐ旅に出ることではなくて、いつかまたきっと旅に出られるよ、ということを歌ってくれて、何となく焦っていた自分の気持ちが落ちついたことがたくさんありました。

 


僕はきっと旅に出る 今はまだ難しいけど
初夏の虫のように 刹那の命はずませ
小さな雲のすき間に ひとつだけ星が光る
たぶんそれは叶うよ 願い続けてれば
愚かだろうか? 想像じゃなくなるそん時まで

 

こういうことを歌ってくれているのは、他でもない、同じ苦しみを分かち合おうとする、草野さんの優しさや強さなんだと思います。本当に、草野さんの・スピッツの音楽に出会って良かったと、心底思うのです。

 

この曲に関しては、まさにリアルタイムで、また力をもらっています。今は、また”旅に出る準備段階”なんだとして、自分のできることをやろうと、頑張っている今日この頃です。

 

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