スピッツ大学

ステイホームしながら通える大学です!

アルバム『ひみつスタジオ』を始める前に

 

■おはこんばんちは、スピッツ大学学長のitukamitanijiでございます。皆様、お元気でしょうか?

 

最近は、(今現在リアルタイムで)まだ5月だというのに、もうすでにぶち暑くなってきましたね。5月って、こんなに暑かったっけ?って感じですが…また今年も、暑い夏がやってきますね。

 

そして、今まさに我が街広島には、G7がやって来るところでございます。平和都市広島…やはり世界的にも重要な場所だということなんでしょうね。そんな広島で、5月19日から21日までサミットが行われるみたいで、道路が封鎖されるだとか、そのせいで物流が止まってしまうとか、何やら大変なことになりそうですが…まぁ自分の仕事には、あまり影響は出そうにないので良かったです。

 


■さて、ここスピッツ大学。

 

今現在のスピッツ大学は、シングル『美しい鰭』の収録曲【美しい鰭】【祈りはきっと】【アケホノ】の記事を書いたところです。

 

そして!

 

ついに発売になりましたね!皆さんの手元には、もうスピッツの新しいアルバム『ひみつスタジオ』ありますかね?今まさに、そのアルバムを聴きながらこの記事を書いているわけですが…いやぁ、また素晴らしいアルバムが出来上がっていますね。

 

僕は、無事に昨日(16日火曜日)にフラゲできまして、それから何周もアルバムを聴いて、今耳に馴染ませているところではあるんですけど、初めて聴いた時からめっちゃ好きになった曲から、じわじわと良さが伝わってくるようなスルメ曲まで色々あって、今が一番楽しい時です。

 

ということでスピッツ大学では、これからその『ひみつスタジオ』の収録曲の感想や、勝手ながら考察などを、1曲ずつ書いていくことになるわけですが、その前に…

 

割と記事を書くこと自体が久しぶりだったので、記事を長いこと書いてなかったこれまでのすき間を埋めるべく、ここ1年くらいの僕とスピッツの話を書いていこうと思います。何て言うか、これから『ひみつスタジオ』の記事を書き始める、その前の雑記だと思っていただいて差し支えはありません。

 

ということで、以下よろしくお願いします。

 

 

■では、早速超さかのぼって、2022年4月。

 

新しい環境で、自分の仕事が始まりました。ここ何年間か(長い目で見ると、約10年くらいになるかもしれませんが)、ずっと同じ仕事はしていたのですが、自分のやりたい形にはなってなくて、何ていうか、ずっと”僕はきっと旅に出る”状態でした。仕事と勉強を平行してやっているって感じでしたかね。

 

で、その長い旅がとりあえずは終わって、2022年4月から気持ち新たに仕事が始まった、という感じでした。

 

なので、2022年度は、色々と大変な1年でした。働く場所も変わって、新しい仕事も増えたし、色んな事が起こってそれの対応をしなければならなかったり、もちろん今までやってたこともレベルアップして続けていかなければならなかったりしてね。まぁ、それは今も変わってないんですけど、苦労しながらも、楽しくやっている、というのが今の現状です。

 

 

■そういう状況の中で、自分が割と気持ちが落ち着く瞬間と言ったら、意外と車の運転だったりします。

 

ただし、こんなおじさんの自分が言うのは恥ずかしいんですけど、実は僕は車の運転が苦手なんです。というか、これまでずっとペーパードライバーで、もう10年以上も運転していないって感じが続いていたんです。

 

それが2022年からは、通勤はもちろん、出張もめっちゃ多くなったので、車の運転が必須になってきて、苦手な運転を頑張るようになったんです、もとい、頑張らないといけなくなったんです。

 

だから、別に今でも、運転が好きという感じではないんですけど、車を使うようになって、特に通勤の運転時間は、割と気持ちを切り替える良い時間だと感じることが、ちょっとできるようになりました。

 

運転の時は、もっぱら音楽を流しています。気を紛らわせるため、変な緊張をしないように、みたいな理由ですが、今やまとめて音楽を聴く時間というのは、車を運転する時くらいになりました。

 

 

■そこで、スピッツの出番ですよ。

 

もちろん、日によってスピッツ以外の音楽も聴くし、何なら、スピッツ以外の音楽を聴く頻度の方が多かったと思いますが…それでも、スピッツの音楽を聴くことは、今でも変わらず続けているし、一番大切な時間です。

 

ところで、2022年10月19日、スピッツは2つの映像作品『スピッツ コンサート 2020 "猫ちぐらの夕べ"』『SPITZ JAMBOREE TOUR 2021 "NEW MIKKE"』を同時に発表しましたね。

 

これがね、まためちゃくちゃよかったんですよ。ただし、正確には…僕はどっちも購入してはいるのですが、せっかく映像作品を買ったはいいけど、実はライヴ映像の方は、1回くらいしか通して見てなくてですね…非常に損なことをしてしまっているのだと思います。

 

でも、これらの作品を僕はどっちとも初回限定盤で買ったので、映像作品の他にライヴCDも持っていて、そのライヴCDの方を、車の中でめっちゃ流して聴いています。

 

特に、『SPITZ JAMBOREE TOUR 2021 "NEW MIKKE"』のライヴCDが、めっちゃ好きなんです。やっぱりライヴって”生もの”なので、同じ曲をやったとしても、ライヴごとに違って聴こえると思うんですけど、この『SPITZ JAMBOREE TOUR 2021 "NEW MIKKE"』のライヴCDの音源は、何でかすごい刺さるんですよ。今までのライヴCDで一番のお気に入りです。

 

まず、新しく聴くことができた、アルバム『見っけ』の収録曲群は、どれもお気に入りです。【見っけ】から始まって、【はぐれ狼】や【ラジオデイズ】、【まがった僕のしっぽ】、【ありがとさん】、そしてトリの【ヤマブキ】まで、どれも新鮮に聴くことができました。

 

あとは、何気にめっちゃ好きなのは、【青い車】です。このNEW MIKKEツアーの【青い車】がめっちゃ好きなんです。クージーのキーボードのアレンジとか、草野さんのボーカルとか、何か同じ【青い車】でも、すごく特別なものに聴こえます。

 

 

■そして、何と言っても一番好きなのは、【紫の夜を越えて】の音源です。

 

先程も言ったように、このライヴCDを運転しながら聴いているわけですけど、仕事から帰る頃には、8時とか9時とか、すっかり夜になっているんです。

 

そこで、運転しながら聴く【紫の夜を越えて】…特に、仕事帰りに聴く【紫の夜を越えて】は、心に効きますねー。仕事帰りだから、やっぱり(皆さんもだと思いますが)それなりに疲れてるじゃないですか。そういう状況で、【紫の夜を越えて】のあのイントロ…ライブ音源では同じフレーズを2回繰り返すアレンジに変わっているのですが、これがまた響くんですよ。

 

何か、全てを許してくれる感じ、労をねぎらってくれる感じ、自分自身の今日という1日をふわっと包み込んでくれる感じ、車の中という閉鎖空間だからなおさら、スピッツと1対1で対話してる感じ、…うまく表現できないですけど、とにかく、帰り道で1日の終わりに【紫の夜を越えて】を聴くことで、すごい浄化された気分になるんです。

 

間違いなく、ここ1年で一番聴いているスピッツの曲と言えば、この【紫の夜を越えて】のNEW MIKKEの音源ですね。

 

 

■まぁそんな感じで、記事を書いていない時間でも、日常的にスピッツは聴いています。最近は、シングル『美しい鰭』の【アケホノ】何かもヘビロテしていました。

 

そして、今は何と言っても『ひみつスタジオ』です。この、少しずつ新しいアルバムの音源が身体に馴染んでいく感じがたまりませんね。

 

1曲1曲の記事はこれから書いていくのですが、少しだけ第一印象みたいなことを語ってみると…

 

このアルバムを最初に聴いたのは、これもやはり車の運転中だったのですが…CDショップでCDを買った帰り道で、すぐに車で流して最初の方だけすぐに聴きました。

 

まず、正真正銘最初に聴いた【i-O(修理のうた)】が、まじでいきなり刺さりまくって、泣きそうになりました。

 

で、【跳べ】もめっちゃカッコいいし、【大好物】【美しい鰭】ときて、【さびしくなかった】もしんみりして良いと。

 

そして、その後の【オバケのロックバンド】ですよ!これには、本当にびっくりしましたよね、最初は耳を疑いました笑。

 

ことスピッツにとっては、草野さんのボーカルが絶対的な物であり過ぎるので、草野さん以外がボーカルをすることって全く予期しなかったですけど、まさかもう30年以上も活動しているバンドが、新しく挑戦するとはね。

 

最初はね、面白くて笑っちゃったんですけど、何回か聴いていくうちに、何かそれが感動に変わりました。特に、【オバケのロックバンド】のMV(初回限定盤かデラックス・エディションでしか見れないので注意!)は、本当に素晴らしいです。何か、スピッツのメンバーが、4人で確かにここまで歩いてきたんだと、そういう軌跡みたいなものを感じる曲やMVですよね。また【1987→】とかとは違った良さがあります。

 


■第一印象としては、【i-O(修理のうた)】【オバケのロックバンド】【ときめきpart1】がすぐに好きになりましたが、じわじわ【未来未来】とか【讃歌】もきてます。

 

全体的な雰囲気としては、どういう感じでしょうね。うまい言葉は思い浮かびませんが…東日本大震災の頃からのテーマだった、”死と再生”みたいなとても大きかったテーマは、もうあんまり感じることはなく、一方でやっぱり、この時勢のコロナ禍の記憶、そしてそこからの脱却・解放、みたいなテーマに変わっているって感じなんですかね。

 

まぁ、これから『ひみつスタジオ』の収録曲については書いていきますので…そんなに早い更新では書けないと思いますが、またよろしくお願いします!