スピッツ大学

入学試験無し!授業料無料!ただし学歴には書けません!

132時限目:初恋クレイジー

【初恋クレイジー】

 

■アルバム『インディゴ地平線』に収録されている曲です。個人的ランキング195曲中76位でした。

 

僕が、アルバム『インディゴ地平線』を初めて聞いたのは小学生の頃で、もう20年近くも昔になります。その中で、個人的にこの【初恋クレイジー】は、当初から印象に残っていました。

 

アルバムは、1曲目が【花泥棒】というパンクロックな曲で、それに続いて2曲目に【初恋クレイジー】が収録されています。【花泥棒】がノリノリなパンクナンバーである分、きれいなピアノの旋律で始まる【初恋クレイジー】は、イントロからはっとします。

 

それで、調べていたら、これはピアノで作曲した曲らしいです、草野さん自身が、「今までになかった」と語っていますので、ピアノ作曲は珍しいことだったのでしょう。

 


■今回はネットにて、【初恋クレイジー】という曲についての情報を色々と探した結果を、少しまとめて載せてみたいと思います。

 


まず、wikiの情報をまとめてみます。

 

この曲は、メンバーが最初、「シングルにして、ドラマの主題歌に。」と希望したそうです。しかしながら、「どうしても新曲を。」との意向があって、新曲の【スカーレット】を書き下ろしたそうです。そういう経緯があったんですね、この曲にはメンバーの特に強い思い入れがあったでしょう。

 

ちなみに、ドラマのタイトルは『メロディー』です…ちょっと記憶にないですね、笑。

 


あと、ネットを調べていたら、アルバム『インディゴ地平線』や、その収録曲についてのインタビューをまとめたのを見つけましたので、そこから少し引用してまとめてみます。(もっと早くに見つけておけば良かった!)

 

そこには、【初恋クレイジー】の話、というより、”初恋”というものへの、草野さんの想いがつづられていました。

 


(初恋という言葉が、最近はあまり使われない、死語のようだ、というインタビュアーの言葉に対して…)
草:昔、村下孝蔵さんのアルバムであった気がしますけど。昔のアイドルってイノセントな存在で、よく初恋を歌ってたけど、今はアイドルでもすぐにヌードになっちゃうような時代だから、初恋なんていってもしらじらしくなっちゃうんでしょうけど。あえて空々しい言葉を逆手にとったという意図もあるんですね、今回は。

 

草:でも、いい子ぶるわけじゃなくて、”初恋”ってイメージは僕にとってはすごくいいイメージで、愛しい言葉なんで、いつか使いたかったんですね

 

ということで、まぁ言わずもがな、【初恋クレイジー】という曲は、”初恋”というものを、草野さんなりに歌った歌であるということですね。

 


■まず、タイトルが”初恋クレイジー”です。”クレイジー”は、もう説明不要であるとは思いますが、英語で”crazy”と書き、意味は、気が狂ったとか、熱狂している様子などを表わす言葉ですね。時として、良い意味でも使われたりもしますけどね。

 

ということで、”初恋クレイジー”という言葉の意味は、そのまま”初恋に狂っている人”などと訳すのが適当かと思いますが、まぁ、狂っている、という言葉があまりに強すぎるので、”初恋に浮かれている人”みたいな感じでしょうか。

 

曲は、男性目線で描かれていますね。男性、というより、男の子、と言った方が、かわいらしくて良いかもしれませんね。

 


■全体的なイメージは、もう上述のようなことだと思いますが、素敵な歌詞がこの歌にもたくさん出てきますので、解釈・感想も踏まえて、少し紹介していきます。

 



見慣れたはずの街並も ド派手に映す愚か者
君のせいで大きくなった未来

 

これが出だしの歌詞ですが、いやぁ、これぞ草野節ですね、笑。”初恋”を、こんな言葉で言い表すとはね。もうすっかり見慣れた、いつもの景色も、恋をすることで、やけにきれいに見えたりするものだと、そういうことを歌っているのですね。それを、”君のせい”と言ってしまうのも、またニクいですね!

 

似たような曲で、【恋のはじまり】という曲がありますが、そこでも同じようなことを歌ってましたね。普段は、絶対に気にも止めない、花とか星とか、そういうものも、きれいだなってセンチメンタルに思っちゃう感じなんでしょうね。

 



軽いベーゼで満たされて 遠吠えしてた常日頃
違う四季はあっという間に過ぎて

 

ここもイイ!”ベーゼ”というのは、フランス語で、キスという意味だそうですね。ここで”キス”と言わないのが、またひねくれ者ですね、笑。要は、初キスに浮かれて、街中を叫びながら走りたくなるような衝動なんでしょうね。

 

”違う四季はあっという間に過ぎて”という表現も、また独特ですね。おそらく”違う四季”というのは、”春”以外の季節を表しているのだと思います。春という言葉は、恋愛とセットで使われるような言葉ですが、その”春”以外の季節があっという間に過ぎていった、ということで、心の中は常に”春”状態であることを表しているのだと思います…クレイジーですね!笑

 


あと、サビはこんな感じです。

 


誰彼 すき間を抜けて おかしな秘密の場所へ
君と行くのさ 迷わずに
言葉にできない気持ち ひたすら伝える力
表の意味を超えてやる それだけで

 

全体的に可愛らしい歌詞ではあるんですが、ここの”超えてやる”という言葉だけが、何か男らしい印象を与えます。まぁ、男らしいって言うより、頑張って強がっちゃおう感が漂ってきますけどね、笑。

 


初恋、と言っても、その意味合いをどう感じているかで、全然印象が違うと思います。幼稚園の時に、好きな女の子と結婚の約束をしていて、それを思い出して初恋と呼ぶ人も居れば、僕なんかは、本当に初めて人のことを好きになった経験は、大学生の時だったと思ってます。

 

きっと、この曲を懐かしんでいる方は、もう初恋からは大分遠ざかってしまっている年代の方々だと思いますが、この曲を聴いて、今一度、自分の初恋を思い出してみてはいかがでしょうか?笑