スピッツ大学

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32時限目:おっぱい

【おっぱい】

 

アルバム『花鳥風月』に収録されている曲です。もともとインディーズ時代の曲らしいですが、申し訳ない、その頃のバージョンの曲については聴いたことがありません。イントロ部分などが、一部違っているらしいですけど、大部分は違っていないと察していますが、どうなんでしょうか。

 

個人的に、スピッツ変態ソング四天王の一角を担う曲です…ここまでで、【海とピンク】【おっぱい】の2曲がでてきました、あとの2曲はお楽しみに、ということで。

 

しかし、変態変態、と言いながらも、すごく良い曲なんです。愛すべき名曲だと、僕は強く強く思っています。一聴すると、「お、おう…」的な、言葉を失う感じ、あるいは、思わず笑ってしまう感じになりますが、何度も聴いてみたくなる、中毒性を有しているスルメ曲であります。変態を通り越して、むしろ爽やかな気分になってくるのが、不思議です。一周回って、まっすぐなラブソングに感じてきます。

 


タイトルを書いただけで、出オチ的な感じが否めないですけどね。この曲が、一体どんな曲なのか。ここはまず、サビの歌詞を見ていただけると一番解ってもらえると思いますので、早速載せます。

 


君のおっぱいは世界一
君のおっぱいは世界一
もうこれ以上の 生きることの喜びなんかいらない
あしたもここで 君と会えたらいいな

 

もう、ここの部分に関しては、あんまり言うことはありません、読んで字の如しだと思うんですが、どうでしょうか。”世界一”ですからね、よっぽどおっぱいを見れて、触れて、うれしかったんでしょうね。

 


そして、改めて、全体的に歌詞を読んでいくと、この歌は男女のSEXシーンを歌った歌であるかのような描写が、多く出てきていることが分かります。しかし、少し言葉を変えて、ぼかしているようなイメージです。タイトルを、あんだけストレートに掲げて、何をいまさら…とも思いますけど。

 

具体的に、いくつか挙げてみると…

 

”やっとひとつわかりあえた”
出だしの歌詞であるが、やっと君と性的な行為に及ぶことができる、と、そういう意味でしょうか。

 

”急ぎ過ぎても仕方ないし ずっと続けたいな”
ゆっくり、行為を楽しみたい、という願望でしょうか。

 

”痛みのない時間が来て”
もしかしたら、初体験なのかもしれませんね。最初は痛かったけど、徐々に快楽を感じられるようになってきた、ということでしょうか。

 

”君の身体じゅうに 泥をぬりたくった”
泥、というのが、何かの隠語になっていると察します。例えば、唾液、あるいは、精液か。

 

など。個人的な解釈ではありますが、タイトルから察しても、そんな見当違いのこと言っているとは思いません。



おっぱいを見ることに、至高の喜びを感じること、これは、男の、ひいては人間の本質的な部分を歌っているのだと思います。この曲に関しては非常にわかりやすいですが、スピッツの曲、つまり草野さんが書く詩の中に潜んでいる、「セックスと死」という概念を探ること、これは人間の根源を探ることにつながっているのです。そういう意味では、スピッツの中でこの曲は、重要な役割を果たす曲だということが言えます。

 

もっとも、こういう曲を愛せるか愛せないかということが、本当のスピッツファンになれるかなれないかの境界線になるのではないでしょうか。