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スピッツ大学

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77時限目:スパイダー

【スパイダー】

 

■10作目のシングル曲で、アルバムとしては『空の飛び方』に収録されています。もともとは、アルバムが先行で、評判がよかったので、シングルカットしたということらしいです。

 

個人的ランキング、195曲中66位でした。シングルの中では、割と上位になるんじゃないですかね、素直にいい曲だと思います。

 

スピッツのファンの間でも、結構人気のある曲だというイメージがあります。僕は参加したことないですけど、ライヴ映像を見ると、いつも観客が手を左右に大きく振っているのが印象的です。なんかそういうことをする暗黙のルールのようなものを感じますが、どうでしょうか。

 


■この曲について、某動画サイトにアップされていたラジオ音源にて、タレントの伊集院光さんがしゃべっていました。

 

なんでも、伊集院さんはかつて、ご自身が担当していたラジオ番組にて、【スパイダー】をオープニングテーマに使っていたらしいです。そういうわけで、今でもこの曲を聴くたびに、あ、喋り出さないと!と、反射的に思ってしまうみたいです。

 

誰にでもそういうことってあるんじゃないでしょうか。僕なんかだと、【スパイダー】が収録されているアルバム『空の飛び方』なんかは、高校受験の時に、聴きながらよく勉強していたので、その頃のことを思い出します。歌と、その歌を聴いていた自分自身の状況なんかは、よくシンクロしたりします。明るい思い出とシンクロしたら、いつ聴いても楽しい気分になりますし、逆だと、極端な話、二度と聴きたくないくらい距離をおいてしまうこともあるでしょう。

 


■さて、この曲の感想・解釈です

 

この曲は、何となく怪しげな雰囲気が漂っている曲で、色んな所で怪しく、きわどい解釈がなされています。

 


出だしから、サビまでの歌詞を一気に載せてみます。

 


可愛い君が好きなもの ちょっと老いぼれてるピアノ
さびしい僕が地下室の すみっこでうずくまるスパイダー
洗いたてのブラウスが今 筋書き通りに汚されて行く

 

だからもっと遠くまで君を奪って逃げる
ラララ 千の夜を飛び越えて走り続ける

 

ここを読んで、好きな相手を、思い切って強引に外に連れ出す、という解釈に行きつくと思います。若気の至りであれば、多少は可愛げがあるのかもしれません。しかし、可愛げ…ありますかね…。

 


■まず、最初の”老いぼれてるピアノ”と”すみっこでうずくまるスパイダー”の対比についてです。言わずもがな、スパイダーとは、英語で"spider"と書き、蜘蛛(クモ)という意味です。

 

ピアノ、という言葉には、割と純粋で清らかなイメージを、そしてスパイダーからは、陰湿で性的なイメージを受けます。そして、それぞれ、ピアノが君に対応していて、僕がスパイダーに対応しています。

 


そして、そこから続く、”洗いたてのブラウスが今 筋書き通りに汚されて行く”というフレーズ。先述の、出だしの解釈から、ここの表現は、僕が君を汚している場面と考えることができます。

 

そこで、真っ先に思いつくのが、レイプです。そうでなくても、例えば、誘拐を決行しているなど、とにかく彼女の清純な心につけこんで、野蛮な行為がなされたのでしょう。

 

 

続いて、サビの表現で、”君を奪って逃げる”、あとは二番のAメロに、”可愛い君をつかまえた とっておきの嘘振りまいて”などというフレーズがあるので、誘拐がふさわしいかもしれません。まぁ、両方ですかね、レイプをした後、またはレイプをすることを目的に、誘拐を行うと、そういうイメージです。

 


■…この辺にしておきましょうか、苦笑。

 

まぁ、”そういう曲”なんじゃないでしょうかね。正しい解釈だとは、決して言いませんが、そういう怪しい雰囲気を、こんな意気揚々とした歌に変えてしまう…草野さんの、天才ぶり、そして狂気を垣間見ることができます。天才と狂気は紙一重…これだから、スピッツは、やめられないんです!

 


スパイダー PV
(拡声器で歌う草野さん&光るチューブでグルグル巻きの謎の人物)
https://youtu.be/mf-RrGndfC8

 

ちなみに、このPVにおいて、0:44あたり、崎山さんの上を、何か黒い物体が横切っていきます。おわかりいただけただろうか…これは、ただの鳥であるということですが、本当に鳥でしょうかねぇ…。