スピッツ大学

ステイホームしながら通える大学です!

スピッツ3050 × 僕2030 part4

■さて、僕が大学時代に、最後に聴いたスピッツのアルバム『さざなみCD』。

 

本当に素晴らしい作品だった。個人的な解釈では、この作品は一応、第三期の終わりの作品と位置付けている。

 

どういうアルバムだったか…個人的には、ロックなスピッツを追及して追究して、それで一番良いところが詰まっているのが、このアルバムなんだと思っている。

 


■そこで、僕は【漣】という曲に出会うわけです。

 

そもそも、僕がこのブログ「スピッツ大学」を作ってみよう、と思ったきっかけが、この曲だった。まぁ、正確にいうと、第1・第2のスピッツ大学があったわけだけど、とにかく、スピッツの曲について、あれこれ書いてみたいなって思ったきっかけだった。

 

あくまで、色んな解釈がある、と断っておくけれど(ということは、きっとスピッツファンの方々が一番よく分かっていることだと思うけどね、笑)、同じ曲でも視点を変えれば、色んな解釈の仕方というか、見方ができるんだ、と感じることができたのが、この【漣】という曲が、ひとつのきっかけになった。

 


■例えばね、【青い車】っていう曲。

 

youtu.be

 

あれって、今ではもう、”男性が女性と心中する歌”という解釈が、ほとんど染み付いちゃってるじゃないですか。まぁ、僕もその解釈に基づいて、記事を書いちゃっているわけだけど…。

 

草野さんが、そうだと語ったことはないんだと思うんだけど、歌詞を読んで、まぁこういう場合は、歌詞を抜き出してストーリーを作っていくわけだよね。

 

「僕の手が君の首筋に…」
「海へ行こう…」
「飛び降りよう…」

 

あ!これは!男性が女性の首を絞めて殺して、海へ飛び降りたんだ!タイトルが、”青い車”だから、車に乗ったままか!じゃあ、死んだ女性と一緒にか!

 

…とかいう感じね。そういう意味では、うまく繋げた者勝ちじゃん!ってなっちゃうけどね、笑。

 


■でもね、ちょっと待てよ、と。他の部分の歌詞はどうしたんだ、と。【青い車】の歌詞の中でも、他にも色んな歌詞が出てくる。例えば、

 


生きるということは 木々も水も火も
同じことだと気付いたよ
愛で汚された ちゃちな飾りほど
美しく見える光

 

とかね。この辺りを読むと、むしろ逆で、僕が”愛の美しさ”に改めて気がついて、君を迎えに行く、という場面にも見て取れませんか?木も水も火も、生きていることには違いないが、”愛”というものがあるから、人は人で居られるんだ、とかね。

 


■【漣】という曲に対しても、同じなんだけど、僕は僕の解釈として、物語をつなげたよね、笑。

 

itukamitaniji.hatenablog.com

 

でもね、何かドキドキしたんだよね、一聴すると、どこか楽しそうな曲の裏にも、全然違うことが隠されていて(隠されているように感じて)、気づいてはいけないことに気づいてしまった気がした。

 

最初は、そういう解釈を、どこかのスピッツ掲示板…確か、某SNSスピッツコミュニティーの掲示板だったと思う…に書き込んで、それで反応してもらって楽しんでいた。

 

でも、色々と調べてみると、【漣】にも、もちろん他の曲もそうだけど、人の数だけというか、たくさんの解釈があって、なるほどな!と思う解釈から、いやぁ、(それでもそれはあまりにも)こじつけ過ぎじゃないか?という解釈もあったりなんかして、読んでいて色んな意味で楽しかった。

 


■それで、自分が色々と書くことが好きだという想いと、スピッツが好きで色々と語ってみたいという想いが合わさって、こういうブログを書こうと決意したんです。

 

まぁ、それは、アルバム『さざなみCD』をリアルタイムで聴いて、ずっとずっとあとになるわけだけどね。ちなみに、『さざなみCD』が2007年に発売になって、スピッツのことを色々と書きはじめたのが、多分2010年とかそこらだと思う…まぁ、スピッツ大学に至っては2015年に始めたものだけどね。

 


■それで今、時々思うのが、このスピッツ大学をどうしたいのか、ということ。

 

それはつまり、このブログで書きたいことが、”真実”なのか、”自分の想い”なのか、と大別したと言い換えても良い。

 

”真実”を書くならば、根拠のない自分の解釈など邪魔なわけで、曲の情報や、実際にメンバーが語ったことを本や記事を参考に集めて書いたりする、ということになるわけですね。

 

”自分の想い”を書くならば、極端に言うと、それは何を書いても自由だ、ということになるわけだけど、自由というのは一番難しくて、あまりに奇をてらって書いて、押しつけてしまっても、それはそれで何かまずい。そもそも、”解釈”という言葉自体が、本当は結構都合の良い言葉だったりするしね。

 


だから、あくまでそのバランスが大事なんだよね、”真実”と”自分の想い”のその真ん中くらいが、一番ちょうどいいのかな、って今は思っている。

 

…と言うのは格好つけで、笑。

 

まぁ、曲毎に、良い”ネタ”を仕入れることができれば、それに基づいて書いていくと。で、”ネタ”がなければ、まぁじゃあ、個人的に自分勝手に書いていこうと、そういうことですよね。

 

(多分、まだ続くぞ!)

スピッツ3050 × 僕2030 part3

■僕が、中学3年生(もしかしたら、2年生かも?)の頃だったと思う。スピッツのベストアルバム『RECYCLE Greatest Hits of SPITZ』が発売になりました。

 

ちょっとここも記憶が曖昧なんだけど、買って聴いてみると、一度も聴いたことがない曲が入っていたりして、まぁとにかくシングル曲がたくさん聴けて嬉しかった。

 

ただし、ここではまだ、「マイアミショック事件」というものについては、知らないままだった…つまり、このベストアルバムが、スピッツの意向に反した作品だった、ということをね。

 

「マイアミショック事件」については、このあたりの記事を↓

itukamitaniji.hatenablog.com

 


後に、そういうこと(マイアミショック事件のこと)があったことを知って、まぁ当たり前だけど、あーそういうことがあったんだって思った。

 

実は、大学生の時に、このアルバム『RECYCLE Greatest Hits of SPITZ』を友達に貸したんだけど、そのまま返してもらわずに、現在に至っている。

 

ここで全部を書くつもりはないが、その友だちとは色々あって、何ていうか、最後の方はあんまりいい思い出がなくてね。だからというわけではないんだけど、もうその時はマイアミショックのことも知った後だったし、何となく、返してもらわなくてもいいかって思って、そのまま卒業してしまった、笑。大切にしてくれただろうか。

 

そういう意味では、まぁ、思い出に残っていると言えば、残っているんだけどね。

 


■高校生になって、アルバム『ハヤブサ』が発売になった。

 

このアルバムを買って、聴いた時の衝撃は大きかった。それは、今までのスピッツにない、とても攻撃的でロックなアルバムだったからだ。

 

後々振り返ってみると、個人的に呼んでいるところもあるけれど、このアルバム『ハヤブサ』から、スピッツは第三期に入ったんだろうなって思う。
(ちなみに、第二期は『空の飛び方』~『フェイクファー』で、第三期は『ハヤブサ』~『さざなみCD』という、個人的な認識です。)


最初は違和感を感じたことを覚えている。そう感じること自体、多分、僕の抱いていたスピッツ像と、スピッツが目指しているスピッツ像に、多少のズレがあったのかもしれないね。

 

それでも、何度もアルバムを聴いていくにつれて、徐々に馴染んでいくのが、何とも不思議。まぁ、【アカネ】とかは最初から好きだったけどね、【今】、【いろは】、【8823】、【放浪カモメはどこまでも】、【メモリーズ・カスタム】あたりは、今までにないロックな曲で、最初は馴染まなかったけど、今はちゃんと「スピッツらしい曲」として思えるようになっているからね。

 

youtu.be

 

youtu.be

 


■その後のアルバム…高校生の時に聴いたのは、『三日月ロック』と『スーベニア』、あと『色色衣』もあったかな。この辺りのアルバムは、どれも本当に良いアルバムだよね。高校生の、あの何とも言えない血気盛んな時期には、どれもピタリな作品だったと思う。

 

高校生の時は、周辺でやたらインディーズだとか、青春ロックだとか、パンクロックだとか、そういうものが流行っていてね。僕も、そういう経緯で好きになったバンドもあったんだけど(例えば、GOING STEADYとか、リアルタイムではなかったけど、THE BLUE HEARTSとか)、あんまりそういうのばっかりだと、ちょっとうんざりすることもあった。そういうノリっていうのかな、もちろん僕自身もそういうノリの真っただ中にいたのは事実だけど。

 

そういう意味で言えば、スピッツを聴くと、何か安心できたような気がする。この時期から、もうすでに、スピッツというバンドが自分にとって、原点となっていたんだ、と今になって思い返すことができる。

 

 

■大学生になって。

 

正直なところ、スピッツからは、ちょっと離れていた時期だったかもしれないね。というのも、この時期は、本当に色んなアーティストを見つけては聴いていった時期だったので、わざわざスピッツに手が伸びなかったのよ。

 

例えば、BUMP OF CHICKENthe pillowsGOING UNDER GROUNDELLEGARDENや…言い出せばキリがないけど、そういう新しく発見して好きになったバンドの方が、ずっと新鮮に感じていて、そっちの方をたくさん聴いていた。


そんなある時、「あれ…そういや、スピッツって今どうなってるんだっけ?」的なことを思った。忘れもしない、ゼミの研究室での休憩時間だった。

 

それで、Youtubeで検索してみると、新曲として【群青】のMVを見ることができた。何故かアンガールズがウサギに扮して踊っていて、「何だ、このMVは?笑」って思ったけど、曲は相変わらず良いなって思えた。

 

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それで、失礼な言い方だけど、「なんだ、スピッツはやっぱりいいじゃん?」って思って、アルバム『さざなみCD』をレンタルした。アルバムを”買った”となっていないところが、またこの時期ならではなんだよね、これまではちゃんと買っていたのにね。だから、今でもオリジナルアルバムでは、実は『さざなみCD』は持っていない。中古ショップで見かけるたびに、買おうかな~って思うんだけど、結局は買わずに現在に至っている。

スピッツ3050 × 僕2030 part2

■前回(part1)で書いた通り、僕は、小学高学年で【チェリー】を聴いたことで、スピッツにはまったわけです。

 

さて、その後のお話。

 

(正直、とても古い記憶なので、よく覚えていないことがたくさんある、笑。なので、曖昧な部分もあるけど、覚えている限り、書きます。)

 


■小学校でスピッツにはまった、と言っても、色んなことに興味を示すお年頃だったため、例えば、中学校に上がると、L'Arc~en~Cielにもハマったり、B'zも好きだったので、ファンクラブに入ってる友達のおかげで、B'zのライヴを見に行ったりしていた。(ちなみに、それが初のライヴ参戦だった)

 


それでも、スピッツへの想いは、着実に深まっていった。

 

それを最もよく思い出せるものが、こちらです↓

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よく手元に残っていたな、と思うけどね、笑

 

ちょっと平面的に撮影したので分かりづらいかもしれないけれど、古き時代の遺産、カセットテープです。録音しているタイトルは、『インディゴ地平線』『フェイクファー』『花鳥風月』の3タイトル…当時まだ小学生であった僕の、幼いけれども、丁寧に書こうとした文字が、それを懸命に伝えている。

 

おそらく、自分のもっとも古くて強い思い出が詰まっているのが、この3本のカセットテープなんだと思う。小学生~中学生(調べてみると、2年生で『花鳥風月』が発売されているようで)の間で、少しずつレンタルショップで借りては、録音を繰り返して集めてきた。多分、平行して、アルバム『ハチミツ』とアルバム『空の飛び方』あたりは買っているんだとは思うんだけど、圧倒的にこのカセットの方が記憶が強い。

 

兄から譲り受けたカセットウォークマンで、何処へ行くにも、この3本のカセットテープと一緒だった。本当に、何度も擦り切れるくらい、いや、きっともう擦り切れていると思うけど、それくらい繰り返し繰り返し聴いていた。

 


多分、今よりもずっと…というよりこれまで生きてきて、一番スピッツをよく聴いていた時期だったと思う。

 


■この頃のスピッツの曲を聴くと、今でも中学生の頃の自分を思い出す。その中でも、特に思い出すのは、受験勉強である。

 

家でも、もっぱらスピッツのカセットテープやCDを流しながら(それか、ラジオで、ラジアンリミテッドミュージックスクエアなども聴いていたけど)、夜は勉強に励んでいた。

 


『花鳥風月』に収録されている、【スピカ】という曲の歌詞に、

 


この坂道もそろそろピークで
バカらしい嘘も消え去りそうです
やがて来る 大好きな季節を思い描いてたら

 


幸せは途切れながらも続くのです

 

などのフレーズがあるけど、この部分は、僕自身に対する応援だ!と勝手に思いながら、勉強に励んでいたのを、今でもよく思い出す。

 

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あとは、【謝々!】とか【フェイクファー】とか…そうそう、【猫になりたい】もね、この頃に出会ったんだよね。本当に、すごい曲があるんだなって、子ども心に思った。

 

まだ幼い自分にとっては、スピッツの曲は、どれも少し難しい曲だったかもしれないけれど、それでもこの頃からもうすでに、草野さんの書く歌詞に魅了されてたんだと思う。

 

(多分、また続く…)

スピッツ3050 × 僕2030 part1

■僕がスピッツと出会ったのは、もうかれこれ、20年以上も前のことになる。

 

僕自身は、まだ小学高学年の少年だった。小学校には、帰りの会というものがあったが(今でもあるよね?笑)、その帰りの会では、歌を歌うというコーナーがあった。多分、「帰りの歌」みたいな名前のコーナーだったと思う。

 

帰りの歌のコーナーで歌う歌は、児童らに委ねられていたので、僕らが主体となって、歌う歌を自由に決めていた。小学高学年というと、ちょうど日本のポップソングなどに興味を持ち始めるような時期だ。なので、帰りの歌にも、そういう歌が並んだ。ジャニーズ系の歌、小室ファミリーの歌、BEING系の歌など、そういうものが多かった気がする。

 


■そういう歌に並んで、ある歌が帰りの会の歌に選ばれた。

 

小学生の僕には少し難解な部分もあったが耳に残る歌詞、
すぐに耳になじみ歌い出したくなるようなメロディー、
そして、聴き心地の良いきれいな歌声。

 

その歌こそ、まさに、スピッツの【チェリー】という歌だった。

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■音楽の好みというのは、常々変わっていくもので、小学生から社会人になって、そして30代へ…と考えてみると、それは当たり前のことだ。

 

それは、アーティスト側も同じことだと思う。10年20年30年…と長く活動していく中で、音楽の方向性も変わっていったり、バンドメンバーが本バンドと並行して違うバンドを結成したり、メンバーが脱退したり、それに伴って新しいメンバーが加入したりする。

 

そして、そもそも、ずっと継続していくこと自体も難しいこと。僕自身が大好きだったバンドやアーティストの中にも、解散したり、無期限に活動を辞めてしまったバンドがたくさんある。

 


■僕自身の変化、そして、バンドの音楽性の変化…

 

その両方を考えてみても、20年以上も、ずっとスピッツを好きで居続けてこれたのは、多分すごいことなんだと思うし、幸せなことなんだとも思う。もちろん、スピッツだけじゃなくて、他にもたくさん好きなバンドがあるから、決して、スピッツだけを聴いてきたとかそういう意味じゃないけれど、こんなに長い間好きで居続けているのは、スピッツ以外にない。

 

20年以上も前に、まぁ「帰りの歌」というきっかけはあったけど、たくさん用意された歌の中から、スピッツを選んで、好んで聴きはじめた当時の自分に、すごいぞ!って言ってあげたい、笑。

 


今でも長く活動しているバンドであったなら、例えばそれが、Mr.Childrenになっていたかもしれないし、例えばそれが、B'z(は元々好きだったけど)になっていたかもしれないし、ひょっとしたらジャニーズ系や小室ファミリーのアーティストになっていたかもしれない。

 

しかし、僕の中では、それがスピッツだったんだね。スピッツが放つ光が、きっとしっくりきて、その時は無邪気に、何かを感じたんだろうね。だから、うまく出会ってくれたなって思う。だって、それから20年以上も、ずっと好きで居続けることができたんだから。そして、それはこれからもずっと。

 

(…続く?)

 

youtu.be

170時限目:マフラーマン

【マフラーマン】


マフラーマン

マフラーマン

 

■アルバム『インディゴ地平線』に収録されている曲です。個人的ランキングは、195曲中189位でした。うーん…あえて、このアルバムの中で、この曲はチョイスしにくいですよね、苦笑。

 

曲調としては、ゴリゴリの渋い感じのハードロックになっていますが、歌詞は相変わらず、草野節満載という感じで、そのギャップがまた面白い曲だと思います。間奏・ラストサビでフルートが鳴っているところとかも、ハードな曲調にそれを合わせるのか!?と思いますよね。

 


■アルバム『インディゴ地平線』や、この【マフラーマン】という曲に関して、書籍「スピッツ」に色々と書いてありましたので、紹介しておきます。

 


まず、アルバム『インディゴ地平線』は、ちょっと遊んでみた部分がある作品だということが、書籍の中に書いてありました。

 


草野さん:今度はちょっと遊んでみようかなって気持ちとかあって、余裕カマしてみようっていう(笑)。余裕カマしてみようと思ってたらテツヤがあんまり余裕がなくなっちゃった時期もあったんだけど(笑)

(テツヤさんの話は、ここでも何回か触れましたが、この時期に起こった”ギターが弾けなくなっちゃった事件”のことですね。)

 


草野さん:あんまり普通に歌詞を作っちゃうとまんまのハードロックになっちゃうかなあって、それが怖かったから。だって≪ハイパーな愛≫とかそんな言葉ないっスよ、普通(笑)

 


そして、別の部分でも、この辺りをもっと掘り下げて、こんな風にも話していました。

 


草野さん:…”空も飛べるはず”がリバイバル・ヒットしたのが予定外だったんで、結局そういう甘酸っぱい青春バンドみたいなイメージを持たれちゃうとちょっと悲しいなあと思ってたんですよ。…(中略)…スピッツは当初『異端でいることにプライドを持ってたバンドだったんだよね』って。でも、メイン・ストリームって言われたりもするような立場にいる今だから、ちょっとヘンなこともやりつつっていう方が…ヘンなことっていうか、大多数の人にとっては無意味なことっていうのをやってみたいなあと思っちゃって。

 

ということらしいですよ。この辺りからも、スピッツが、自分たちがなりたいバンド像と、世間が抱いていたスピッツ像とのギャップに苦しんでいた、ということを、少し読みとることができますよね。

 


■さて、この曲はどんなことを歌っているのか、考えてみます。

 

まず、タイトルにも入っている、”マフラー”っていう単語ですよね。僕は最初は、首に巻くマフラーをイメージしていたんですけど、どうやら歌詞を読んだ感じでは、バイクのマフラーの方が当てはまるようですね。まぁ、本当のところはどうか分かりませんが、今ではバイクのマフラーをイメージしています。

 

そして、さらに言うと、アルバム『インディゴ地平線』のジャケットに映っている女性、僕は”マフラーマン”に、この女性を当てはめて聴いています。バイクに乗っていますしね。まぁ、”マン”は男を表す言葉だと思いますので、この場合は、”マフラーウーマン”ですかね、笑。

 


■それで、結局どういうことを歌っているのか…ということですが、wikiによると、”「マフラーマン」とは、草野曰く「正義も悪も超越したヒーロー」”だそうです。

 

じゃあ、”正義も悪も超越したヒーロー”って何だよ!って話ですけど…歌詞を読んでみると、マフラーマンのほかに、”君”という人物が出てきています。

 



マフラーマン いつも君を探す
ハイパーな愛に賭ける

 


マフラーマン エスパーが君を襲う
スポンサーの後悔を超えて

 

つまりは、”マフラーマン”にとって救いたいのは、世界とか国とかっていうんじゃなくて、”君”だけということですかね。正義とか悪とかではなくて、あくまで、君を救うためのヒーローだと。

 



泣き疲れて いやな思い出も
みんなまとめて すり潰してく
軽い判断で 放つブラスターが
健全な悪を 吹き飛ばしてく

 

”軽い判断で放つ”とか、”健全な悪”とかって表現も面白いですけどね、笑。弱いなりも頑張って、君を救おうと必死になっている、ちょっとゆるいヒーローを思い浮かべました。

 


■うーん、あんまりこれというメッセージを受け取るような曲ではないとは思います。完全に、自分たち(スピッツや草野さん)とは関係ないことを歌っているように感じるんですけど、どうでしょうかね。

 

まぁ、書籍にもあったように、まさに”大多数の人にとっては無意味なことっていうのをやってみたいなあ”という想いを込めた曲なんでしょうね。

169時限目:待ちあわせ

【待ちあわせ】


待ち合わせ

待ち合わせ

 ※タイトルは、「待ちあわせ」が正式です。ね、iTunes さん?



■アルバム『名前をつけてやる』に収録されている曲です。個人的ランキングは、195曲中152位でした。このアルバムの中では、印象には残っている曲ではあるんですけどね。

 

タイトルを【待ちあわせ】なんて、言ってしまえばかわいらしいタイトルですが、ギターの音なんか、イントロから目いっぱい歪んでいて、ドラムの音もドカドカ鳴っていて、ハードロックとかパンクロックとか、そういう音楽を思い起こさせます。

 

しかしながら、それとタイトル【待ちあわせ】や歌詞とのギャップが面白いですよね。何度も言うように、こんな激しい曲調に、”待ちあわせ”という言葉を当てはめるのか、って驚きます。

 

全然違う話になっちゃいますが、レミオロメンに【粉雪】という曲があって、その曲のことを、ミスチルの桜井さんが「”粉雪”は、柔らかい言葉なのに、叫ぶように歌っているのはすごい」みたいなことを言ってたと思いますが、何かそういう話を思い出しました、笑。

 


■早速、個人的な歌の解釈ですが、とりあえずタイトル通り、”待ちあわせ”をしているカップルをイメージしてみましょう。

 


そこで、Aメロの歌詞を読んでみます。

 


だけど君は来ない待ちあわせの星へ
約束した場所へ

 


そして君は来ない百万年前に
約束した場所へ

 

この辺りの歌詞を読んだ限り、待ちあわせと言っても、”僕”の方はもうすでに”約束した場所”に着いていて、未だ来ない”君”を待っている、という場面になるんでしょうか。

 

それにしても、ただの待ちあわせにしては、スケールがでかすぎることになっていますね、笑。”待ちあわせの星”だの、挙句の果てには、”百万年前に約束した場所”ですからね。こうなってくると、本当に待ち合わせしてるの?って疑問に思えてきますけど。

 

 

こういう、スケールのでかい表現をしている理由としては、僕は2つかんがえることができました。

 


■一つ目。「僕のことが好きならば、約束の場所に来てほしい」バージョン

 

この解釈については、”待ちあわせの星”や”百万年前に約束した場所”などは、ただの比喩表現である、という解釈が前提です。要するに、スケールのでかい表現は、それだけの想いを持って、長いこと待ち続けているということを示している、ということですね。

 

ただ、「デートの待ちあわせで、未だ来ない君を待っている」としては、”待ちわびた僕の涙”などの歌詞が目立つんですよね、何か、想いの量が足りていないような気がしました。

 

そうして、例えば、僕が君に、「僕のことが好きならば、約束の場所に来てほしい」と告白をした、というのを想像しました。それで、僕はその場所について、まさに君が来るのを待っている、というのが、この歌の場面だということです。

 

もっというと、”シャボン玉の中で ぬくもり確かめた”とか、”飾りのない恋 ドロドロの”などという言葉からは、ちょっと一筋縄にはいかない恋だと考えることもできそうですが…例えば、浮気や不倫(”ドロドロの”などの表現から)などであるかもしれません。とすると、駆け落ちの約束だったのかもしれません。

 


しかしながら、君は来ない、と。きっと、君は”行かない”という選択をしたんでしょうね。それでも、君が来るのを、ずっと待ち続けている、とそういうことになるわけですね。

 


■二つ目。「死んで、来世で待ちあわせ」バージョン

 

ちょっと、ぶっ飛んで解釈してみます、笑。まず、こんなにスケールがでかいんだから、もう現世の話だけに留めることはできないんじゃないか、と思ったのが、こっちの解釈の始まりでした。

 

あとは例えば、”最後のキス そっと ふれた頬”とか、”帰らぬ日々 澄んだ水の中に”なんかは、前者は死んだ彼女にキスをしたとか、後者は…まぁ、ただ関係を”水に流す”みたいな表現なのかもしれませんが、深読みをすると、入水自殺などを想起させるかもしれません。

 

などということから、待ち合わせをしているのは、”死後”ということにしてみました。よくありますよね、愛し合っているカップルが、”死んでも、来世でまた君を見つけるよ”とか約束しあったりするあれです。

 

まぁ、愛し合っているカップルならばまだ良いのかもしれませんが、一方的にだとしたら?つまり、現世では報われなかった恋愛について、僕の方が一方的に彼女に、”来世で待ってるからね”と告げた、とか…ということは、ストーカーや、ひいては、彼女を殺したのは僕?などという物語も想像しましたが、まぁ、さすがにこの辺は飛躍させ過ぎかなと思います。

 


まぁ、とにかく、死してもなお、来世で君のことを待っている、というスケールの大きな待ちあわせになりました。

 

生まれ変わって、ひょっとしたら、人の形をしておらず、未知の生物になっちゃってるかもしれません。それでも、宇宙に無数にある星のひとつを待ちあわせの場所として、そこで何百万年も待っているわけですからね。それは、純愛と言うべきか、狂っていると言うべきか…どうなんでしょうね。

スピッツ大学学長が今の気分で本気で選んだ 好きなスピッツMVランキングBEST5

■ちょうど今、たまたまスピッツの公式サイトを覗いてみたら、SPITZ mobileの方で、『MVランキング』なるものを行っているらしいということを知った。

 

何々…その内容は、「オフィシャルYouTubeサイト「spitzclips」に掲載されているMVが投票対象」として、「SPITZ mobileでは、これまで発表されてきたミュージックビデオ(MV)の中から、お好きな1本を選んで投票していただく『MVランキング』を開催中です。」とのこと。

 

僕は、”SPITZ mobile”には入っていないけど、まぁ個人的に勝手に、気に入っているMVを紹介していこうと思います。1本と言わず、とりあえずBEST5を紹介してみるので、よろしくお願いします。

 

 

  

第5位 運命の人

youtu.be

まず、メンバーが死んでいる謎設定(そもそも、死んでいるかどうかも不明)も気になるところなんだけど、何より、急に場面が変わって、随所に差し込まれている、原っぱでメンバーがきゃっきゃっ遊んでいる映像、いつ見ても笑ってしまう。3:24~3:42辺りが個人的にはツボ。…ダメだ、笑ってしまう、笑。

 

 


第4位 ハネモノ

youtu.be

このMVもよく設定の意味が分からないけど、映像の加工が…こういうの何ていうんだろ、映画みたいな感じで、安物っぽくて好き。場面がパッパッと変わっていくので、見ていて楽しい。一見するとミスマッチに思える映像も、見てるとなんか曲になじんでくるよ。それでいて、演奏シーンがすごくかっこいいので、そのギャップもいいね。

 

 


第3位 放浪カモメはどこまでも

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個人的、「無理してる感ハンパないMV」ですね、笑。もう画面いっぱい、ロックバンドっぽさを出そうとしている感がハンパない。観客なんて、モッシュ&ダイブしちゃって、普段のスピッツでは、こんに熱狂的にはならないよね。この時期のスピッツは、マイアミショック後で、自分たちの本当にやりたい音楽をロックンロールとして、ロックバンドに立ち返ろうしていた。なので、このMVは、そういう気持ちの表れというか、こんな風にやっていくからな、という決意表明に見える。本当にかっこいいし、メンバーが何となく、吹っ切れた顔しているように見える。

 

 


第2位 さらさら

youtu.be

この曲のMVは、本当に印象に残っている。東日本大震災があって、そのあと約2年8ヵ月ぶりに、本当に久しぶりに発表された新曲が【さらさら】だった。本当に久しぶりに、スピッツの新曲が聴けるということには、とても嬉しかったけど、MVを見ると、何か色んなことを感じた。淡々と4人だけで演奏をしている映像から、草野さんやスピッツが抱えた悲しみや、復興へ向けての願いといったものが、ひしひしと伝わってきて、あーそうか、これは鎮魂歌を歌っているのか、と感じた。ちなみに、このMVの草野さんの髪型が一番好き。

 

 


第1位 夢追い虫

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もう、何もいうことはあるまい、シンプルイズベストだね。これは、MVというよりは、まぁLIVE映像だけどね。何か、MVランキングと言いながら、一番MVっぽくないものを選んだ気もするけど、まぁ良いか。MVが好きというより、曲が好きってのもあるかもしれないけど…実際は、すごい派手で重厚な曲なんだけど、ドシっと落ち着いて演奏しているのには、貫録を感じるよね。あと、クージーが写っているのが嬉しい。最後の草野さんの「ありがとう」も、色っぽいよね。

 

 

 

スピッツのMVは、シンプルなものが多い気がするね…メンバーが演奏しているところをしっかり主体としているから、そこは良いと思う。変にストーリーMVだったり、企画ものなんかには手を出さずにね…まぁ、そういうのも見たい気がするけど。

 

ということで、どうでしょうか。あなたの好きな、スピッツMVはなんですか?

168時限目:魔女旅に出る

魔女旅に出る

 

魔女旅に出る

魔女旅に出る


■3作目のシングル曲であり、アルバム『名前をつけてやる』からの先行シングルとして、発売されたそうです。個人的ランキング、195曲中12位でした。

 

僕は、20年以上も前にスピッツのファンになりましたが、古い曲から聴いていったってわけじゃないんですよね。だから、初期の頃の曲を聴いたのは、スピッツファンになって、随分も後のことでした。

 

そんな初期の曲の中でも、この【魔女旅に出る】は、特別好きな曲でした。今では、そんなに珍しくないのかもしれませんが、当時は、バンドサウンドとオーケストラサウンドが一緒になっているような曲は、僕自身も聴いたことがなくて、珍しくてとても印象に残ったんです。間奏のオーケストラとか、本当にきれいですよね。

 

あと、歌詞もすごく印象的ですよね。サウンドとも相まって、何かメルヘンチックな絵本でも読んでいる感じになります。歌詞に関しては、後述します。

 


■この曲が発売になった時の状況を、wikiや書籍「旅の途中」を参考に、少しまとめてみたいと思います。

 


まず、デビューアルバム『スピッツ』が発売になってから9カ月という短いスパンを経て、2枚目のアルバム『名前をつけてやる』は発売されました。

 

書籍「旅の途中」によると、計画性のないレコーディングだった、デビューアルバム『スピッツ』から学んで、2枚目のアルバム『名前をつけてやる』は、しっかりとプリプロモーション(レコーディングの準備のようなもの)を行った上で、レコーディングに取り掛かったようです。

 

そんなレコーディングのことを、本の中で、「記憶にない二枚目のレコーディング」という記述がありました。周辺には、「…ライヴがままならない反動だったんだろうか。とにかく、勢いで飛ばして、スッキリしたことだけは覚えている」という記述もありました。

 


そんな、『名前をつけてやる』発売1か月前、アルバムから先行して、シングル『魔女旅に出る』が発売されました。

 

その【魔女旅に出る】(のレコーディング)には、編曲者(アレンジャー)として、長谷川智樹という方が参加しました。先述した通り、【魔女旅に出る】は、バンドサウンドとオーケストラサウンドが融合したような曲になっていますが、これは長谷川智樹さんのプロデュースによるものだそうです。

 

この【魔女旅に出る】での試みが、さらに大きく反映されたのが、次作のミニアルバム『オーロラになれなかった人のために』です。続いて、長谷川智樹さんをアレンジャーに起用して、丸々一枚コンセプトを設定して、バンドサウンドとオーケストラサウンドの融合をさらに進めたこの作品は、何と言うか、スピッツの全アルバムの中でも、色んな意味で異質な作品になっていますよね。

 

そして、『オーロラになれなかった人のために』だけではなくて、これ以降のスピッツの曲には、ホーンやストリングスの音が派手に鳴っている曲が、割と出てくるようになりました。(例えば、【裸のままで】とか【ドルフィン・ラブ】とか【恋は夕暮れ】とかですかね)

 


こんな風に、【魔女旅に出る】という曲は、スピッツにとって、初期のひとつの大きな試みになったのですね。

 


■ということで、この曲がどんなことを歌っているのか、考えてみます。

 


まず、タイトルが素敵ですよね、ただ”旅に出る”じゃなくて、”魔女”旅に出るですからね。

 

そんなタイトルから、僕はずっと、スタジオジブリの作品「魔女の宅急便」を思い浮かべながら、この曲を聴いてきました。しかしながら、実際は草野さんはこの曲を、アメリカのドラマ「かわいい魔女ジニー」という作品をイメージして作った歌だそうです。


でもまぁ、「かわいい魔女ジニー」を見たことがない自分にとっては、やっぱり「魔女の宅急便」の映像が流れてくるんですよ。

 

具体的には、「魔女の宅急便」の冒頭で、キキが嵐の夜に、黒猫ジジを連れて旅立つシーン…よりも、物語の最後に、キキが飛行船からトンボを助けたあとに、エンディングで、キキが街に馴染んでいる様子が流れているところをバックに、歌が流れてくるんですよね。EDテーマは、松任谷由美さんの「やさしさに包まれたなら」ですが、まさにあそこの映像に、【魔女旅に出る】が流れているイメージです。

 


■タイトルには、”魔女”という言葉が使われていますが、まぁそれはイメージとして置いておくとして、この歌は”旅立ち”の場面について歌われている歌ですね。

 

で、この歌が面白いな、と思ったのが、”旅に出る”というタイトルでありながら、実際に歌われているのは、旅立ちを見送る者(歌詞の中では、”僕”という一人称で表されている)の心情なんですよね。歌詞を読んでみると、

 


僕は一人いのりながら
旅立つ君を見てるよ

 


ラララ 泣かないで
ラララ 行かなくちゃ
いつでもここにいるからね

(実際は、”ラララ”の部分は、”ララルララルララ”と歌われています)

 

などの部分が、まさに僕が君(魔女)を見送っている場面に重なりますね。

 


あとは、メルヘンチックな表現が、歌詞の中にたくさん出てくるのも、この歌の魅力ですよね。いくつか挙げてみると、

 

”ほら苺の味に似てるよ”
これは、旅立ちに対しての心情でも表しているのでしょうか。君が旅立つことに対する、嬉しさと寂しさの入り混じった複雑な気持ちが、苺の”甘酸っぱい”味と表現されているのでしょうか。

 

”猫の顔でうたってやる”
”歌ってやる”なんていう、投げやりな感じも何か良いですよね。”猫の顔”とはどういうことでしょうか…心中、色んなことを考えてるけど、それを表には出さずに、何食わぬ顔で、みたいな感じですかね。

 

”ガラスの星が消えても 空高く書いた文字 いつか君を照らすだろう”
ここも印象的なんですけどね。”空高く書いた文字”というのは、空に向かって込めた願い言のようなものでしょうか。それが”いつか君を照らすだろう”ですから、いつかきっと叶うよ、みたいな感じですかね。

 


などなど。こういうメルヘンチックな歌詞によって、余計にこの歌から”魔女感”を感じることができますよね。

 

…”魔女感”?って何だろう?笑

お知らせ:SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50”に行くことになりました!

■どうも、学長のitukamitanijiです。

 

早速、今日の本題に入ります。…というより、本時の結論を真っ先に、お知らせしておきます。

 

この度、SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50”に行くことになりました!日程は7月22日(土)、場所は広島グリーンアリーナでございます!

 


■いやぁ、何て言うか、別に頑なに行かないと決めていたわけではないんですけどね。何となく、きっと自分は、一生スピッツのライヴに行くことはないんだろうなって思っていたんですよ。

 

しかしね、最近、テレビでやたらスピッツツアーのCMが流れてたじゃないですか(先行予約締切が近い地域だけかな?)。「チケットぴあで、先行予約受付中!」とか言っててですね…しかも、それでぴあを調べて見たときが、何と先行予約受付の最終日となっているではありませんか!

 

それで、あぁ、スピッツも30周年かぁ…とか考えていたら、何か急にもったいないと思えてきたんです。

 

そこからは、もうノリですね、ぴあに登録すらしていなかったのでまず登録をして、締め切りまで残り数時間となったときに、ようやく抽選にエントリーしました。

 


そして、その抽選結果が本日の夕方頃に届き、冒頭でお知らせしたとおり、ライヴに参加することができるようになったということでございます!

 


■僕にとって、正真正銘、スピッツを生で見るのは、スピッツの歌を生で聴くのは、初めてのことなのです。それはつまり、スピッツのファンになって、20年以上も、生でスピッツを見たことがない、歌を聴いたことがない、ということになるわけです。

 

その20年以上の沈黙を破り、ついに参戦することになったのが、記念すべき30周年記念のライヴってのも、中々ドラマチックなことじゃありませんか?…というより、そういうことにさせておいてください、笑。


ついに、僕の最大の疑問…スピッツは本当にこの世に存在しているのか?あまりに草野さんが若々しいままだから、あの方の時間だけ止まっているままなんじゃないか?などが、解き明かされるわけですね…という冗談はさておき、生スピッツに出会えることを、これから本当に楽しみに待ち続けます。

 


■本当に楽しみではあるんですが、スピッツライヴの前に、自分にとっての、今年のひとつの山場がありますので、まずはそれを乗り越えなければいけません。

 

しっかりと毎日を過ごし、その山場にしっかりと備えて、自分の持てる力を全て出し切った上で、誇れる自分でないと、スピッツに顔見せができないってもんですよ。しっかりと、頑張った自分で会いに行きたいです。

 


ということで、スピッツ大学学生の中にも、今回のライヴに参戦する方がたくさん居られるかと思います。しっかりと、30年目50歳のメンバーの姿を焼きつけておきましょう!(正確には、三輪さんと田村さんの2人が、50歳でツアーを回ることになるんですよね)。

 

合わせて、特に、7月22日(土)広島グリーンアリーナにて参戦する方、どこかで僕とすれ違うかもしれませんね。まぁ、何も起こらないですけど、同じ場所で、同じ感動を分かち合えることを、大変うれしく思います。

GW特講:第3回 初等スピッツ概論(スピッツ大学ランキング企画途中結果発表編)

2017年ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか?学長のitukamitanijiでございます。仕事がお忙しい方も、しばしの休息を取っている方も、日々お疲れ様でございます。

 

タイトルの通りでございますが、「第3回 初等スピッツ概論」と題しまして、このスピッツ大学内で行っています、スピッツランキングの途中結果を発表していきます。ちなみに、動画にて紹介しきれなかったランキングにつきましても(多いので、動画では下位をある程度省かせていただいております)、この記事の下の方で全ランキングを紹介しております。気になる方、あるいは、動画ではなくランキングのみすぐ知りたい、と思う方は、そちらへ飛んでください。

 

ちなみに、あくまで途中結果ですので、ランキングへの投票をまだまだ受け付けております。票を投じたいと思っている方がおられましたら、こちらでよろしくお願いします。

→  投票期間は終了しました、ありがとうございました!

 

 

<第3回 初等スピッツ概論(全3回)>

 

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<第2回 スピッツランキング途中結果>

 

現在のポイント総数 409人分 2446pt (無効票 8pt)
集計期間 ???? ~ 2017/04/24

 

(順位 / 曲名 / ポイント)

 

第1位 スピカ  94pt

 

第2位 ロビンソン  87pt

 

第3位 夜を駆ける  85pt

 

第4位 8823  73pt

 

第5位 桃  71pt

 

第6位 愛のことば  63pt

 

第7位 フェイクファー  62pt

 

第8位 渚  60pt

 

第9位 運命の人  57pt

 

第10位 プール  56pt

 

第11位 春の歌  48pt

 

第12位 冷たい頬
     正夢
     三日月ロック その3    43pt

 

第15位 魚  41pt

 

第16位 俺のすべて  38pt

 

第17位 楓  37pt

 

第18位 漣  36pt

 

第19位 バニーガール
     魔法のコトバ
     夢追い虫      35pt

 

第22位 さらさら  34pt

 

第23位 恋する凡人   33pt

 

第24位 猫になりたい   32pt

 

第25位 エスカルゴ   30pt

 

第26位 青い車  29pt

 

第27位 サンシャイン   28pt

 

第28位 けもの道   27pt

 

第29位 流れ星   26pt

 

第30位 スパイダー
     チェリー      25pt

 

第32位 魔女旅に出る    24pt

 

第33位 僕はきっと旅に出る     22pt

 

第34位 空も飛べるはず
     不思議      21pt

 

第36位 日なたの窓に憧れて
     不死身のビーナス     20pt

 

第38位 夏の魔物
     ホタル    19pt

 

第40位 甘ったれクリーチャー
     砂漠の花
     スカーレット    18pt

 

第43位 シロクマ
     涙がキラリ☆    15pt

 

第45位 えにし
     君が思い出になる前に
     仲良し
     ヒバリのこころ     14pt

 

第49位 ミカンズのテーマ
     ルナルナ      13pt

 

第51位 アパート
     ありふれた人生
     大宮サンセット
     オパビニア
     初恋クレイジー
     ラズベリー     12pt

 

第57位 HOLIDAY
     恋は夕暮れ
     トビウオ
     ハニーハニー
     ババロア
     遥か
     放浪カモメはどこまでも
     みそか
     ルキンフォー
     若葉      11pt

 

第67位 アカネ
     夏が終わる
     僕のギター
     水色の街    10pt

 

第71位 田舎の生活
     インディゴ地平線
     つぐみ
     ビギナー
     ほのほ
     幻のドラゴン
     雪風    9pt

 

第78位 ウサギのバイク
     さわって・変わって
     スワン
     テレビ
     名前をつけてやる
     裸のままで
     ハネモノ
     夕焼け    8pt

 

第86位 稲穂
     君は太陽
     群青
     恋のはじまり
     謝々!
     新月
     孫悟空
     メモリーズ・カスタム    7pt

 

第94位 P
     甘い手
     あわ
     君と暮らせたら
     グラスホッパー
     潮騒ちゃん
     タイムトラベラー
     旅人
     トンガリ'95
     惑星のかけら    6pt

 

第104位 Y
      愛のしるし
      聞かせてよ
      恋のうた
      青春生き残りゲーム
      センチメンタル
      どんどどん
      ハチミツ
      ベビーフェイス
      未来コオロギ
      夢じゃない     5pt

 

第115位 Na・De・Na・Deボーイ
      あじさい通り
      ガーベラ
      死神の岬へ
      たまご
      タンポポ
      小さな生き物
      日曜日
      花の写真
      僕はジェット
      マーメイド
      ミーコとギター
      ランプ      4pt

 

第128位 歩き出せ、クローバー
      海とピンク
      海を見に行こう
      クリスピー
      コスモス
      五千光年の夢
      スターゲイザー
      テイタム・オニール
      テクテク
      点と点
      トゲトゲの木
      ナナへの気持ち
      虹を越えて
      ハートが帰らない
      ハヤテ
      船乗り
      僕の天使マリ
      リコリス    3pt

 

第146位 SUGINAMI MELODY
      今
      いろは
      エンドロールには早すぎる
      自転車
      シャララ
      ジュテーム?
      シュラフ
      白い炎
      鈴虫を飼う
      ただ春を待つ
      旅の途中
      トンビ飛べなかった
      ナイフ
      ニノウデの世界
      待ちあわせ
      まもるさん
      野生のポルカ
      ワタリ      2pt

 

第165位 TRABANT
      宇宙虫
      海ねこ
      うめぼし
      エトランゼ
      おっぱい
      スーパーノヴァ
      涙
      ほうき星
      夕陽が笑う、君も笑う
      ラクガキ王国    1pt

 

(今のところ、0ptの曲…頑張れ!)
scat
会いに行くよ
ウィリー
エスペランサ
オーバードライブ
オケラ
俺の赤い星
君だけを
黒い翼
心の底から
さらばユニヴァース
多摩川
探検隊
月に帰る
遠吠えシャッフル
鳥になって
ドルフィン・ラヴ
波のり
ネズミの進化
ハイファイ・ローファイ
花泥棒
春夏ロケット
ビー玉
ヘチマの花
迷子の兵隊
マフラーマン
魔法
ムーンライト
胸に咲いた黄色い花
優しくなりたいな
野生のチューリップ
りありてぃ
リコシェ
ローテク・ロマンティカ
ローランダー、空へ
ナンプラー日和